いきなりの地響き。それが花火のはじまり。 ここ『世沙弥』には、花火が襲いかかるようにふりくる。 己の尻から噴き出して、眉間jをつきぬけた錯覚。 その迫力は、からだとこころを奮い踊らせる。 天満の子やから天神祭の花火を橋か
カテゴリー: セサミ日記
ジヨットの絵から抜けだした矢野太昭さん
矢野太昭さんは硝子のほかにフレスコ画も描いている。 その先入観をなしにしても矢野さんはまるでジヨットの 絵の人物のようだ。 作り出す硝子もいままでみたことがない古代の浪漫と風雅 を醸し出している。 硝子技法はきいてもわか
無意識の「渡辺篤史の建もの探訪」
チャンネルをセカセカ変えてると偶然やっている。 ついみてしまう。それがタマのことだから、 放送はとっくに終わって、BSで再放送だけしてるのかと おもっていた。 万城目学『ザ・万遊記』では、彼がどんなに 「渡辺篤史の建もの
日経の歌壇はめちゃおもろい
新聞歌壇を読むのは、まぁマイナーでしょうが、 不思議となくならないのは、それなりに。 とはいっても、興味をもって読むのはつい最近、 穂村弘が選者になってから。 穂村は、創作より、批評より、エッセイより、 この新聞選者であ
いちじくがではじめた。胡麻ペーストで食べよう。
<無花果>と書きます。不思議さも加わっていいですね。 花は果実の内側にあるそうです。 8月がはじまると、いちじくが並びます。 胡麻ペーストの相性でいえば、 一にいちじく、二に柿、三にはマスカットかなぁ。 8月にはいって、
シェフのルーツがわかる『ふれんちん』
スカパー<食チャンネル>で目にとまったフレンチ。 『ふれんちん』に早速いこう。場所は辺鄙なところ。 ”隠れ家”風はいまどきのキャッチフレーズだが、 ここはおじいさんが製麺所をしていた場所で、住居は そのまま活かしてある。
胸腺腫瘍なら、遠くても<柴田諭>先生
家人がPET検診で腫瘍を発見。 胸腺なら骨も切る開胸手術と診断される。 セカンドオピニオンを府下トップ病院にうけたが、 同じ判断。家人が苦痛の少ない内視鏡をのぞむので ネット検索で<柴田諭>をさがしあてた。 『東広島医療
<ゾンビ>ものは、うけますね
111歳のお爺ちゃんが実は30年前に死んでいた。 ここ数年、長寿日本一を発表しなくなったのは、 <実は・・・>。 この事実が全国あふれるようにあることを国としても わかってるねんけど。 こんな日本の社会そのものも『ゾンビ
しょうもないもん集めたい
『愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎』 15世紀から18世紀のバロック時代の蒐集マニア。 天球儀、甲冑、ワニの剥製、貝殻など、正当な骨董美術 としての評価基準ではなく、一風変わったものならなんでも というところが、ガラクタ
高倉健をあらためて”横尾忠則ポスター”でみる
山口瞳原作『居酒屋兆治』も高倉健やった。 国際美術館『横尾忠則全ポスター』で久々に 任侠の男、高倉健をみて70年代をおもいだす。 膨大なポスターをみながら、今まで意識したことはなかったが なぜかアンディ・ウォホールとだぶ