西天満のほん近くに『パピー』発見。カレーうどん専門 はぎょうさんあんのになんでこれがなかったんやろ。狙 いだけやのおて、なかなかスープの味がええ。いろんな 種類あって次にあれ食べてみよ、とおもわせる実力十分。  
カテゴリー: セサミ日記
『「兵士」になれなかった三島由紀夫』
杉山隆男のノンフィクション「兵士」シリーズ最終巻。 もう40年。今も三島をどう評価するかが価値基準になる 世代といえばそうやし、いつまでも話題にするおっさん がうっとし時期も越えたし。腹切願望から入いるほうが。 &nbs
お盆は東洋陶磁美術館で涼も
美術館ゆうてもここはりタイア後の悠々人種がいくとこ で、なんや普段からいったら汗して働いているもんに悪 い気ぃする。そんな理屈でお盆に開館25周年記念『安 宅英一の眼』を観に。びっくり超満員。これも大阪の夏。
デパ地下に胡麻の香り充満
阪急の地下食品催事。ここははじめて。和田萬は臼で胡 麻を搗くパフォーマンス。デパ゚地下はうまいもんの匂 いの戦場。ごまやんスタッフの頑張りでデパ地下のどこ にいてても胡麻のええ香りと評判。大阪のうわさ名物に。
これ読んだら句会やりとなるよ
三田完『俳風三麗花』。舞台は昭和はじめですけど、句 会の進め方が実況中継。時代の空気もええ感じ。短編集 の全俳句が自作で面白い句が並んでる。「律儀者そろひ の家や蜆汁」を高得点獲得批判例につくってあって共感。  
陽介の根来カンゲキ
夏目陽介さんに塗り直りをお願いしたのが1年前。やっ と届いた5枚の盆。まず1枚。おおぉ〜。みごとに荒々 しい筆跡も残る朱の漆の下から黒漆が景色となってうき あがってくる。根来骨董もいいがこの清々しさこそ魅力。
大分、佐伯の<ごまだし>を全国区に
玄界灘のえそをすり身にしゴマとあわせたもの。うどん にのせてお湯をそそぐだけ。佐伯市内には20軒以上も 業者がいる。香川のさぬきうどんはそもそもぶっかけだ から、こののせるだけの<ごまだし>とマッチするはず。  
デヴィッド・リンチは俳句の達人。
新作『インランド・エンパイヤ』は俳句的。シーンごと にリアリティ(写生)あるんやけどいろんな解釈で遊べ る仕掛け。ワンカットの過剰映像は摂津幸彦の俳句世界 に引づり込まれる感覚。兎人間も娼婦も歌仙のメリハリ。  
『てんま』の細ざるうどんは進化する
おうどんやさんやけどつきだしの<そば寿司>からして キマリ。<カレー豆腐>もはずされへん。締めはざるう どん。ご主人はつまみメニューもうどんも勉強家。細麺 に金ごまがこれでもかと打ちこまれて個性がひかりだす。
いかにも大阪の商店街にどえらい砂糖屋
疎開道路の生野本通り商店街という大阪浪漫あふるる隅 っこに突如出現する元気印。その名は知る人ぞ知る「鴻 商店」。薩南諸島のサトウキビからとった<生砂糖>を 筆頭に<春雪糖>はいかなごのくぎ煮専用のオリジナル。