猛毒量は一番の書き手。名前も知らず本を手に取った時 からはまりこんだ感覚は塚本邦雄、久世光彦以来。たち まちに京都本を出しつづけているが、毒の薄まる気配の 無いのはさすが。これは民俗学。京都は日本にして魔境。
カテゴリー: セサミ日記
西日本放送ラジオ・生電話
<さわやかラジオ きょうも一日 きし、快晴!>。高 松のラジオ局から10時に生電話。『ゴマの秘蜜』や塩 飽諸島でのゴマ栽培の話。こちらはつんぼで鼻づまりな もんで、なんやわからんままに勝手にしゃべって終わり。
<ツムラ本店> : 河内鴨ロース
蕎麦屋<てる坊>で食べさしてもろた。あとで『大阪名 物』にも紹介されている鴨屋さんとわかって早速松原ま で買いに行った。朝引きの肝は新鮮で、金ごま油につけ るのが旨い。河内のにおいをふりまく威勢のええ五代目。
『賞味期限がわかる本』 : 宝島社
実にタイムリーな企画で、連日の老舗の違法発覚ニュー スを仕掛けたのかと勘ぐりたくなるぐらい。400品目 徹底調査のほかにも<冷暗所って台所?><なるべくお 早めには、いつまで?>など。そういわれりゃそやなぁ。
『はじまりは大阪にあり』:井上理津子 著
大ヒット『大阪名物』の著者。即席麺、電卓、回転寿司。 このあたりまでは大阪発と知ってましたが、ビヤガーデ ン、自動車学校も。目のつけどころがおもろい。「大阪 のパイオニア達は本音と建前が一致か近似値だと思う」。
<うずら屋> : 焼き鳥
屋台ゆうてもええ狭さ。その空間に焼き鳥を食う快楽密 度がびっしり。地鶏、鴨、豚、野菜。皿皿皿。飾り気が ないがその分素材厳選の鮮度あるコクがあふれかえって る。動き回るスタッフの目が澄んでいるのも旨味の要因。
茶会・歌所望 : 信楽山工房
土いじりに信楽へ。水谷先生のお母様が「秋晴れやし庭 で野点しましょう」。横に短冊と墨がおいてある。?? お茶をたてる短時間に和歌一首をつくる<歌所望>の趣 向。できた短冊は枝にぶらさげて、陶芸の合間の野遊び。
金もち団子 : 餅の文化
金ごまをいれた餅団子が好評。これ食べたら縁起ような りますよ。そもそも餅は神様へのお供え。お下がりを食 べることで餅に宿った霊力をいただくわけです。鏡餅も 改めてみたらデザインセンス抜群。正月はちゃんと飾ろ。
暮らしの包装商品展
和田萬の『国産・いりごま』シリーズが「私たちが選ぶ グッドパッケージ」に選ばれました。全く知らない突然 の連絡です。消費者グループの方々によって<生活の中 で魅力あるパッケージ>というのが嬉しいやないですか。  
<正しい謝り方> : 江波戸哲夫
「ご迷惑をおかけしました」。これは田中角栄首相が中 国に日本の過去を詫びる時に使い激怒された言葉として 有名。スカートに水をかけた程度の軽い謝罪だそうです。 ましてや「ご心配をおかけしました」は被害者側の台詞。