食句塾 合評会(59号) カラス文字、獅子柚子、シュトーレン 三甫さんが、それぞれの作品にでてくる用語をチェック、 事前に用意したプリント資料をみせながらの批評を展開。 大受け。 八知亭 金子國義の卵料理
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句】 01・16〜01・20
1・20 ゆびさきのよろこびゆびはくりかえし味わうポン・デ・リングちぎりて : 鶴田伊津 〜〜小指無いひととすごした夏休み 1・19 大寒といふ一枚の落し蓋 : 鷹羽狩行 〜〜今世紀より氷河期に入る 1・18 志ん生がわ
【 タイム食句】 01・11〜01・15
1・15 虐待された列に煮崩れたジャガイモ : 森雄岳 〜〜こわれはじめるはてなのわたし 1・14 笑ってほしいだけだったんだ冬の雨スープはるさめ食べ比べして : 田丸まひる 〜〜髪凍るカッペリーニと絡まって 1・13
『今なら歌仙』 反省呑み会
『今なら歌仙』 反省呑み会。 京セラドーム近くの 蕎麦屋にたどり着くのが大変。 駅から少女らが濁流となって押し寄せてくる。 嵐のコンサートらしい。 歌仙、巻きっぱなしで 今回は12巻〜15巻まとめての総括でやんす。 逢魔
【 タイム食句】 01・06〜01・10
1・10 ほんとうはあなたは無呼吸症候群おしえないまま隣でねむる : 鈴木美紀子 〜〜メタボ無視料理上手にわけがあり 1・9 水餃子みんな冬眠すればいいのに : 曽根主水 〜〜点滴の酢で体内洗浄 1・8 旅にしては山どり
・相方は味覚糖舐め寒稽古 : 三甫
食句塾 初句会 ・相方は味覚糖舐め寒稽古 : 三甫 剣道かと。それだとおもしろくない。 実は、無名若手漫才師たちのレポート。 寒稽古は武道にかぎらず芸事にも。 そうか、いいシーンだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 タイム食句】 01・01〜01・05
1・5 食べ応へある白菜を神様に : 西村麒麟 〜〜麹まみれし芯は神なり 1・4 迷い箸している君の目の前で身じろぎせずに待ってるわたし : 鈴木美紀子 〜〜三の重ずらして隅をつついてる 1・3 穴と穴合へば一味や去年今
【 タイム食句】 12・26〜12・31
12・31 割禮イスラエルに絶えたり白胡椒口にひろがるかすみの鞭(しもと) : 塚本邦雄 〜〜不用意な尻選り取り嘆きの壁 12・30 手打ちそば寒の喉を通りけり : 角川春樹 〜〜ブラックホール超える時代へ 12・29
2017年 ふりかえって (その3)
2017年 ふりかえって (その3) 【BOOK・CD】 =書籍 過酸化マンガン水の夢(谷崎潤一郎) 断片的なものの社会学(岸政彦) 罪の声(塩田武士) 舞台という神話(渡辺保) 神の値段(一条さゆり) 応仁の乱(呉座勇
【 タイム食句】 12・21〜12・25
12・25 砂のごとちんすこう崩れそのかみの琉球王国消えてしまへり : 佐藤モニカ 〜〜古層より敗者の歴史読み継がれ 12・24 人のかほおでん熱しとゆがむなり : 高柳克弘 〜〜眼球はずし目玉入れ替え 12・23 発眼