07/20 かき氷味無き場所に行き当たる : 小野あらた ~~白玉爆弾行方不明に 07/19 鰻の中につまる鰻の底力うねりやまずも麗らかなれ
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
田村元の歌は、うまい居酒屋を知っている。
酒飲み、呑んべえの短歌は多い。 酒は静かに飲むべかりけり、の牧水を筆頭に 吉井勇、山崎方代、石田比呂志。 現役は佐々木幸綱、高野公彦。 豪快派とうまいアテ派にわかれる。 さて、最近の若手は、酒どころか食も貧困。 はじめて
【タイム食句】 07・11~07・15
07/15 新しき冷蔵室にともろ青く淡き灯はLED何を誘える : 松山慎一 ~~氷室というすずしき言葉お蔵入り 07/14 金銀の蠅をいとはず魚干す
・水性と油性ぶつかる裸まつり : 磯菜
食句塾。 新人加入。 兼題 : 焼く 星 席題 : 祭 ・食パンは四時に焼けます散水車 : 翠胡 けだるい午後。日常のくりかえし。 「午前四時だと思った」。 「5時6時まで勤めているほとんどの生活者には、 こんな時間にパ
【タイム食句】 07・06~07・10
07/10 おもしろうなつてはならぬ茄子かな : 男波弘志 ~~男一匹ふとおみじこお 07/09 エッチングのような雨です留守
【タイム食句】 7・01~7・05
07/05 上流にきっと未来があるのだと遠く見つめる回転寿司屋 : 中森つん ~~気づくよりさきに獲られるうまい皿 07/04 いつまでも黴びざるものを捨てにけり
【タイム食句】 6・26~6・30
06/30 国家よりワタクシ大事さくらんぼ :摂津幸彦 ~~転がしてても節電にならぬ 06/2
【タイム食句】 6・21~6・25
06/25 みずをくださいなんとなくだるいですペットボトルの水をください : 加藤治郎 ~~気象学ぐずっぐずっの気分帯 06/24 蛍とび疑いぶかき親の箸
しりあがり寿は阿部完市である
・ふたごいる白い模様をいっぱいもち ・ローソクもつてみんなはなれてゆきむほん ・木にのぼりあざやかあざやかアフリカなど この世界、奇妙な屈折がもやっていて、 そのくせ脱臼した解放感がわいてくる。 なにかに似てる。 しりあ
【タイム食句】 6・16~6・20
06/20 ペットボトルカルピスたぴてぷ夏の光 : 御中虫 ~~モンゴリアンチョップでぺしゃんこ 06/19 コンビニのおにぎり