11/10 おでん屋に今日も寄りたりわが内のサラリーマンが寄りたがるので : 田村元 ~~脱サラで立ち呑みの酒おいしない 11/09 遠い火事ぼくには口内炎がある
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
寅彦の俳句を変えてしまった稔典さん
俳句が句会で直される。 直された句はそのまま作者の句になる。 それが俳句の伝統だ。 俳句は作者が作り、読者も作る。 そういう共同作業が俳句なのである。 こう書いているのは坪内稔典さん。 寺田寅彦の俳句を例に。 ・栗一粒秋
【タイム食句】 11・01~11・05
11/05 物枯れて最後に笑うや大茸 : 安井浩司 ~~総盗りですか呵呵大鴉
寺山修司の『田園に死す』タイトル案
11月1日の毎日新聞に ~~寺山修司:歌集『田園に死す』、 塚本邦雄に「題名決めて」~~ 息子である塚本青史さんが、日本現代詩歌文学館に寄贈した 未公開書簡から発見されたというニュースです。 候補には「恐山」「修羅、わが
【タイム食句】 10・26~10・31
10/31 紅葉のなかに欲るもの一盞の酒そのほかにたとふれば首級(くび) : 塚本邦雄 ~~父の首欲りて酔う弟、兄は吐く 10/30 秋風や模様のちがふ皿二つ
【タイム食句】 10・21~10・25
10/25 この秋はせんべいを焼くどんづまりわが血を濃くし生きねばならず : 坪野哲久 ~~単純に朝に肉食う奴元気 10/24 酒場にて牡蠣のフライを食いにけり
【タイム食句】 10・16~10・20
10/20 秋澄むというウーロン茶的感覚 : 福田若之 ~~ナイル遡れば黒ウーロン的 10/19 ベニザケの引きこもりなるヒメマ
【タイム食句】 10・11~10・15
10/15 肌青きからに下賤の魚にてわれに食われて満足をせよ : 石田比呂志 ~~下剋上まぐろうましと誰も言はぬ 10/14 柿たわわあの野郎まだ健在に
・爪切って五日目の爪秋桜 : 弥華藍
食句塾。 兼題:ラップ(食べ物をラップする) 占い 席題:みかん(青みかん・早生みかん) ひとりが駅前で売っていたみかんを20個ほど みんなに持ってきた。 みかんの香りがひろがった。 席題は、いつもはみんなのだす題からあ
【タイム食句】 10・06~10・10
10/10 身に入むや茸から成る抗癌剤 : 須川洋子 ~~笑い茸なら痛みも軽い 10/09 いちじくの下かげ蒼し人は皆