2026/03/15 死因の一位が老衰になる夕暮れにイチローが打つきれいな当たり : 斉藤斎藤 2026/03/14 疼痛のたとへば花の水面かな : 生駒大祐 2026/03/13 おそろしき
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<アートな一句 2025> 2025/03/11~03/15
03・15 惜むべし老木の花の白襲 : 小川軽舟 03・14 サンチョ・パンサ思ひつつ来て何かかなしサンチョ・パンサは降る花見上ぐ : 成瀬有 03・13 ぐらぐらになった詩人が生えている :
<遊行一句 −2027> 2027/03/06~03/10
2027/03/10 戦場に近眼鏡はいくつ飛んだ : 池田澄子 2027/03/09 大仏の胸のはだけて木の芽雨 : しなだしん 2027/03/08 恋猫の闇の中より父帰る : 堀切克洋 &
<遊行一句 −2026> 2026/03/06~03/10
2026/03/10 そのひとのありのとわたりおもうまでこいしていしがついにつげえず : 小川太郎 2026/03/09 平成はうすくぼんやり商店街 : 筑紫磐井 2026/03/08 年代記
<遊行一句 −2025> 2025/03/06~03/10
03・10 空海の真白き肌蘆の角 : 山口昭男 03・09 社のことを書くなと紙幣をわたすわがこころも記者の知りいて求む : 香川進 03・08 猫顔の恋人たちが闊歩せり : 高山れおな &n
<飲食一句 2027> 2027/03/06~03/10
2027/03/10 ほどほどの昼酒の当てには鱵 : 星野高士 2027/03/09 ほろ苦きものへ箸行く春の暮 : 小口幸子 2027/03/08 三つ食へば葉三片や桜餅 : 高浜虚子 &n
<飲食一句 2026> 2026/03/06~03/10
026/03/10 月に住む時代それでも白子干 : 仲寒蟬 2026/03/09 菜の花にからし和えればしみじみと本音を聞きたい飛雄馬の姉さん : 飯田有子 2026/03/08 駅前に食堂が
<飲食一句 2025> 2025/03/06~03/10
03・10 ソーセージちよつと変はつてゐてちよつと来てゐなかつたこの数ヶ月 : 山下翔 03・09 豚まんに埋める顔や浅き春 : 抜井諒一 03・08 たましひのあかるくあれば象印魔法瓶こそ容
<アートな一句 2027> 2027/03/06~03/10
2027/03/10 誰が袖や夜をこめて飛ぶ春の雲 : 高山れおな 2027/03/09 ゼクシィのおまけのやうな春の虹 : 土井探花 2027/03/08 週刊誌被つて走る春時雨 : 山越桂
<アートな一句 2026> 2026/03/06~03/10
2026/03/10 夜のぶらんこ昼のこどもが浮いてゐる : 榮猿丸 2026/03/09 みちのくの遠野こほしき けだものも人も女神も 山分かち住む : 岡野弘彦 2026/03/08 クレ