コロナ禍以後初めての寄席に寄せてもらいました。 智丸、五席一人。 中入りわずか十分だけ、 二時間半、喋りっぱなし。 古典三席、 「佐々木裁き」のとんち小僧が キャラにはまって自然体。 新作二席、 実はこの男、ギンギンのと
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エレファントマン
月光の象番にならぬかといふ:飯島晴子 「エレファントマン」といえば、 こんな不思議な味の俳句あり。 デヴィッド・リンチのこの作品が80年、 その10年前の寺山修司の大山デブ子を思い出す。 毛皮のマリーからまたリンチのブル
「Rambo: Last Blood」
「Rambo: Last Blood」 第1作の時は、<地獄の季節>のランボーだと 誰もが思っていたはず。 30年経過すれば99.9%、スタローンに。 嵌め殺しの仕掛けつくり映像、快哉。 絵は映画と全く関係なし。 東慎也
内藤瑛亮「許された子どもたち」
コロナで、医療や IT関連も先進国ニッポンは 赤っ恥を晒すことになったが、 映画は韓国、中国、インドにとおに腕力負け。 そんな中でかさぶたを何度剥がされても再生能力高い、 パワフルで瑞々しい映画監督を発見。 内藤瑛亮「許
「ルース・エドガー」
コロナが収束時期にまだ向かう前から アメリカに発生したBLM (Black Lives Matter)。 「ルース・エドガー」がこのタイミング。 2019年制作・監督:ジュリアス・オナー 緻密に複雑にサスペンスに構成され
『ポーランドの映画ポスター』
美術館再開のトップは京都国立近代美術館。 京都府民に限定なんてケチなことはいわない。 『ポーランドの映画ポスター』 アンジェイ・ワイダ「ダントン」 ベルトリッチ「暗殺の森」 ワイダといえば、地下水道、灰とダイアモンド。
「精神 0」監督・想田和弘
十三のナナゲイ。 ミニシアター頑張れ、てゆうより、 映画館のにおいを嗅ぎたいから。 「精神 0」監督・想田和弘 <観察映画>という手法。 独りカメラで対象にやわらかく密着。 何も起こらないから何も答えはない。 そういう営
新作浪曲「2分45秒」: 真山隼人
超お手製浪曲CD、 この局面でこの動き。 まずはスピードある時代への対応に喝采だ。 カバーは手折り、さっとイラスト漫画。 浪曲のほかにボーナストラック 新作浪曲「2分45秒」がサイコー。 ネタばらしは野暮、ヒントは<4分
榎忠のすべり台 ・ 「三島由紀夫vs東大全共闘」
1)ドキュメント「三島由紀夫vs東大全共闘」 2)この舞台となった駒場900番教室で、 森村泰昌はマリリンになりきった。 3)映画上映までの待ち時間、 尼崎記念公園で榎忠のすべり台(1986) で遊んだ。子供たちに大人気
コッポラのアポカリプス・ナウ
コッポラのアポカリプス・ナウ。 40年ぶり。もう立てなくなります。 IMAX 音響。 ワルキューレ効果の爆撃は言うまでもないが、 戦場のメコン河サーフィンの狂気よ。 ベトナム戦争からアメリカは疲弊したまま、 日本はさらに