灘から御影へ、 秋の陽はつるべ落とし。腹が減る。 二人が四、二四が八、二八とくればにしん蕎麦。 どうよ、この堂々のにしん様。 温かいかけ汁が別添えなもんで、 蕎麦前に久保田千寿でまずにしんだけ。 小腹の虫がおさまったとこ
【 タイム食句】 11・11〜11・15
11・15 大阪のたこ焼きの出汁が東京と違うと言い張る私がうれしい : カン・ハンナ 〜〜とんがったおばちゃんのとんがらしあまい 11・14 鶴の羽いちまい降りし純喫茶
『ポンペイの壁画展』と 『街の仮縫い、個と歩み』
二千年前に火山噴火で終焉を迎えたポンペイ。 二十年前の大震災から甦ってきた神戸。 いま兵庫県立美術館では 『ポンペイの壁画展』と 『街の仮縫い、個と歩み』が併行して展示中。 都市の成熟、人類の歩みを複眼的にみるいいチャン
錦秋文楽公演 藤蔵と咲甫太夫
太夫、三味線、総勢14人の床が話題の 『勧進帳』は午後の部。 かまわず迷わず、聴きたいのは午前の部。 ムムハハ ムムハハ 悪役の語りは咲甫太夫。 裂帛の気合、押忍の三味線、藤蔵。 このコンビ、これからの10年。 壮年から
六甲ミーツ・アート
焼きそばUFO、着水失敗か? 六甲の紅葉の池で赤が官能しあっております。 山頂付近にも未確認物体あり。 降りみ降らずみの雨に迷ったけどもう終盤近く、 六甲ミーツ・アートは紅葉にドンピシャ。 極私的オススメ *前谷開 :
anonyme ✕ Agnel d’or
神戸の師匠、大阪の弟子。 それぞれに個性あふるる料理美学を 研ぎすませながら、共通しているのは 構えず、さりげなく。 きょうは奇跡のコラボ。 キカ ファルツ(ブルターニュ) ピル ピル(バスク) マルミット ディエポワー
【 タイム食句】 11・06〜11・10
11・10 劇場のごとくしづかに牛蒡あり : 阿部青鞋 〜〜砂山の砂指で掘ってたら 11・9 身にあはせて殻をそだててゆくことおもふ酒蒸しでひや呷りつつ : 魚村晋太郎 〜〜なまこ男なまこ唇
高野山の麓、天野の蕎麦
高野山の麓まで 追っかけの蕎麦喰い。 いよっ、この根性の太切り。 続いて、手挽きのもり。 次に控えしは、おろしそば。 真打ちは、鴨汁。 温、冷、釜揚げの三択で釜揚げを。 (お酒は天野酒) おとーちゃん登場。 前の店では、
大根の神様
きょうの食材は、大根とかぼちゃ。 大根の神様、 びわこビエンナーレが終わって、 信楽の工房へお帰りになる途中を 世沙弥でしばしの間、 ご休憩いただくことになりました。 ( 創造主・山田浩之さんが、 神渡しの風と雨のなか大