「悪所」とは、江戸時代の遊郭と芝居町。 大阪のマルチタレント・井原西鶴は悪所をいきいきと いきた男。『好色一代男』『男色大鑑』『世間胸算用』 なんてタイトルだけでも不朽の名作。 元禄 :西鶴・芭蕉・近松 享保 :秋成
なぜタブーは<食>と<性>に多いのか?
してはいけないこと。 だから、しないか? だから、してしまうのか? ゲテモノには食いもんでも人間でも おおいに興味がある。 『世界奇食大全』なんてタイトルがあると つい読んでしまう。 <駱駝のコブ>などの入手不可能なもの
神戸住吉は、とうふとうどんがうまい街
六甲ライナーはJR住吉からでている。 住吉には、数々の傑作豆腐を創作する天才豆腐職人 『山口とうふ』がある。 駅からすぐ。行列のお客様。それをさばく大勢のスタッフ。 店の活気が街にあふれでている。 『青よせ』と『がんもど
天満に天の川、空には星がない
七夕のイベント。 天満橋、天神橋から光る球5万個を流して、 中之島を形づくる2つに川に星が輝き、 天の川になった。 北浜『てる坊』の川床から夕景色をながめていました。 前には中之島公園、左にライトアップされた中央公会堂。
柔らかい氷塊 『鹿の子餅』
親戚の多い富山から時折おいしいものを頂戴する。 不破福寿堂の『鹿の子餅』。 四角い氷の固まりに霜が降ったようで 涼しげな風情がうれしい。 口にふふむと、柔らかなマシュマロの触感に 鹿子紋の金時豆のふっくらした舌ざわりが
『芝浜』 こんな噺、もう演ってらんない
常識のウソより非常識の自由。 人間の業を演じるのが落語。 建前で動く社会を徹底的に罵倒して、 己の狂気を全開させ、70歳をすぎて 『最後の落語論』を語る立川談志には凄みが とぐろを巻いてる。 落語というジャンルはどす黒い
作詞家・喜多條忠の出身高校は?
第2回大阪検定。 会場で<大阪まるかじりフェア>が開催され、 和田萬は出店をしてきました。 これが2級の問題。 難問やけど、これって意味あんのか? 喜多條さんは天満の乾物屋の生まれ。 すぐ近くで、よくよく知ってますが 高
”日本力”を見つけだせ
松岡正剛のいう『日本力』とは、 伝統的前衛力と前衛的伝統力をつなげている 知覚身体に宿すべき力。 ケータイ電話にストラップをつけるのは 日本人だけ。海外では単なる機械。 日本人はそこに気持ちを入れ、ものに生命を与える。
おろし蕎麦『谷川』に、ほれぼれ
堂々の風格。 ずっしりと太く、粗挽きした緑や白の粒子の飛びが 見た目にもコクがあり、口にふくむと穀物の野性味 がひろがってくる。”蕎麦は喉越し”などの言いぐさが ぶっとんでしまう。 福井での蕎麦食べ歩きは2回目。 丸岡・
ゴマは癌の予防に効果あり
ゴマが二日酔いに効果があります。 二日酔いの原因は有害物質のアセトアルデヒドです。 ゴマにはこの有害物質を無毒化する働きがあるため 二日酔いにならないのですね。 このアセトアルデヒドが、食道がんや咽頭がんに深く関係 して