宮本常一の生き方、思想、歩き方に ついていこうとする男たちが周りに何人かいる。 奴らはクセ者で変わり者だが骨太で魅力的だ。 『宮本常一が見た日本』佐野真一。 佐野の眼をとおして、あらためて宮本の目線を 教えられ、己の白内
天理で蕎麦をたぐるなら
たまたま天理。 さがし尋ねて参道の蕎麦屋にたどりついたら、 先の4人さんで蕎麦終わり。おお、神にみはなされた。 崇神天皇陵の近くにも蕎麦屋がある。『かおく』。 なかは広々した座敷で、ゆっくり足をのばせる。 人柄の良さがで
マルチの新素材を開発せよ
ゴマ栽培。わだまんオーナー制実施の畑の最終作業。 刈り取りがすんで、ごまをはたく作業。 <ごまはたく>は季語。あんまり生活実感のない 死んでる季語扱いやったけど、まさか自分でリアルな 経験をすることになるとはおもってなか
壬生狂言:シンプルのおもろさ
壬生寺の関係者の方と知己を得て、 初めて観ました。 狂言の素人バージョンと簡単にきめつけていましたが、 そもそもの成り立ちがちがうんですね。 鉦、太鼓、笛のシンプルなお囃子の連続。 まず調子がいい。 無言。完全な無言劇な
『シングルマン』、秋麗の後味
舞台はロサンゼルス、監督トム・フォードはグッチの ファッションデザイナーというからアメリカ生まれとしても イタリア、主役コリン・ファーストは英国。 まぎれもなく、『シングルマン』は霧深い英国の味わい。 おとなになることは
美徳が自由主義社会で敬遠されるのは?
道徳や善良という言葉が先行すると、自由を 束縛する宗教臭さを感じて敬遠しがちになる。 『これからの「正義」の話をしよう』では、 <幸福の最大化><自由の尊重><美徳の促進> の3つの理念から<正義>にアプローチする。 不
ガラスと塚本邦雄
『玲瓏』でも博覧強記の凄腕、下村尤二氏が 『ガラスと塚本邦雄の短歌』として、生涯全作品から ガラス、およびその縁語を含む短歌を選びだした 研究論文を発表された。271首におよぶ。 ・五月来る硝子のかなた森閑と嬰児みなころ
<ごまやんの歌>が保留音に
『レッツ・ゴーごまやん!』がながれると からだが勝手にうごいて、調子がいい。 和田萬の電話の保留音を 『レッツ・ゴーごまやん!』の設定しました。 たいした用事がなくても電話かけてきてくださいね。 >>>>>>>>>>>>
三池監督の『ぼっけぇ~』が既にあったんや
『十三人の刺客』。主君の残虐性が丁寧にかきこんである。 三池崇史監督の資質がおもろいので、過去の作品履歴をみたら 『ぼっけぇきょうてい』を2005年に制作してたんや。 これは観なければならない。早速アマゾンで注文。 >>
脳軟化症でも「正義」の話をしよう
兄事する先輩がおもろいといった 『これからの「正義」の話をしよう』。 本屋でみかけたが、もう頭が硬くなってるので読めない。 いや脳がとけて柔らかくなりすぎて読めない、のか さぁどっち? 日曜日NHK「ハーバード白熱教室@