創庵。旬のめづらしい食材に舌が笑うが、それ以上にう れしいのが日本酒。”大冶郎”は初めて。地元偏愛主義 なので滋賀「松の司」、能勢「秋鹿」を日頃愛飲、近畿 圏銘柄が増えた。”まよいみず”というのが気にいった。 滋賀「大治
”あいうえおおさかくいだおれ”の食育だより
大阪ならではの食いもんが懐かしいし、なにより聞かれ へんようになった大阪弁がおいしい。”ほどよお””よ ばれる””うちすかん””かにして”<むしずし><し っぽく><こんまき>。コンビニもこれぐらいの食育を。 スタッフの
薬師如来さんの前で結婚式
わだまんスタッフ武大の結婚式が薬師寺で。チベット長 期滞在時に薬師寺長老様と出会ったご縁。国宝の日光・ 月光菩薩に誓ってしまうと悪行はほどほどにセーブして。 式の後は、大学時代のアメフト仲間が褌姿で手荒い祝福。 (薬師寺
大阪マルシェ:中之島で近郊農家の野菜が買える
近郊農家をネットワーク化する動きが。中之島で開催の 新聞情報ですぐかけつける。銀杏や栗を物色していたら、 宗右衛門町の串カツ屋のオーナーに声かけられた。「い つもこの農家から仕入てるから、手伝おたってんねん」。 <マルシ
談春 ”ねずみ穴” 2回目を聴くことができた幸運
ワッハ『ねずみ穴』。談春の凄絶な語りに会場が凍り付 いた。あの神懸かりをおもえばフェス『紺屋高尾』、サ ンケイ『芝浜』も不足。そして今日、マクラ無しにいき なり「どうした竹二郎じゃないか」。ああ〜これやこれ。 談春『ねず
ポプラはチェンバロにしか使い道のない木
ひょんなことから出会った木工家の話がおもろい。退職 後念願の木工を始めて6年。素材を求めて毎年知床まで。 ことしはポプラの一枚板をゲットしべんがら漆の箪笥に。 満月の酒盛りには、チェンバロの音色がこぼれてきそう。 京都木
九月末決算 和田萬127年目に
企業としては期末の区切り。老舗とは100年の悠久た る時間の流れに1年のざらついた革新の層を重ねる作業。 ざらつきも10年でおだやかな古層になじんでゆく。国 産ゴマは5年で厚い層に育ってきた。次なる破壊と創造。 国産ゴマ
胡麻料理は究極の予防医療なんですね
医療は病人が医者にかかるもの。しかし現代病である生 活習慣病は当人が病気を自覚しない。そこで予防医療は 毎日の食事のアンチエイジング。身体をサビから防止す る抗酸化成分の摂取がポイント。胡麻からゴマリグナン。 胡麻料理『
「わたしは短歌村といふ風に従来言つて来た」
「村人同士はよく判ってゐるみたいだが、外からは余り 知られてゐない風習のうちに住む歌人たち。しかも、自 分たちは、その意識はうすいのである」。岡井隆の文章。 『守らざる約束をなす涼しさに突き崩しゆく焼牡蠣のパイ』。 黒瀬
20年に1度、新装開店の伊勢神宮
神殿から神宝まで新しく造りかえる行事は千年前から。 匠の技を伝承する意味でも凄いシステム。日本の工芸は 千年の伝統に一秒の革新を重ね時代にあった美を創出し てきた。神宝は寸分違わぬ再生だろうが悪戯心あるやも。 大阪歴史博