西天満『なにわ翁』で冷し鮎そば。 四天王寺『はやうち』で田舎のもりそば。 京都の方と蕎麦談義。 びっくり。365日毎日蕎麦だとおっしゃる。 もちろんあちこちの蕎麦屋さんでたぐるわけですが、 そのほかに日常として近所の某名
萩はたくましい
萩が秋のはじめの風に揺れている。 うす赤い小さな花が触れるかとおもうと、はらはらと。 可憐。はかなげ。 しかし、この春から世沙弥の玄関前に植えてみたら、 なかなか逞しい。暑くなりはじめると一気に勢いをまして おおきな群れ
【タイム食句】 09・11~09・15
09/15 手もてカレー食ひしを語る吾に寿司もさうぢやないかと言ふ人のあり : 惟任将彦 ~~都市の底悲しき熱帯ひたひたと 09/14 秋の風豆腐四角き味したり
ドゥニ・ヴィルヌーヴの『灼熱の魂』
『灼熱の魂』。 監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。 12分の短編『華麗なる晩餐』で しびれてしまったケベックの若い映画作家。 この作品を観る機会をずっと待ち焦がれていました。 人間の本能に興味をしぼっています。 今回は、憎悪
うなぎ、<絶滅危惧種>指定
うなぎの高騰がつづいている。 きょう13日には、<絶滅危惧種>に晴れて認定されたようです。 「最後の晩餐は?」 「辛口の酒を口にふくんで、 山葵を鮫皮でおろしながら待って食う鰻の白焼」 こう答える用意をしているわたくしめ
悪あることをまる呑みに
・群れをりて朗らかなりし少女らはひとかたまりの拒絶のような 2012年現在の少女群像をまのあたりに、なまなましく。 服部文子「In this place ここで」の歌集には、 社会現象を、眼球をむきだしでみひらいて 真向
あの顔、その顔、こんな顔、
ひまわりの顔 左キューピーの顔 生の男の顔 三つの顔が、おんなじって わかりますか? 石膏像 向かって右はよく見かける キューピッド。 左は『ピグマリオンの遡行』 いつもの通り、キューピッドの顔にはいってしもたんですね。
【タイム食句】 09・06~09・10
09/10 桃食うて煙草を喫うて一人旅 : 星野立子 ~~飛行機ならばしばし禁煙
塚本青史の『煬帝』で一献
塚本青史さんが『煬帝』で 歴史時代作家クラブ「作品賞」受賞。 ごくごく内輪のざっくばらんな仲間だけの <青史にこれから30年書き続けよと叱咤する呑み会> うちの息子が青史の小説の大ファン、 という二世代愛読者がいたり、
「女芸人キャバレーナイト」
食友であり学友でもあるけったいな女医さんがいます。 ジャズダンスも和太鼓もレッスンをつづけて、 ときどき素人舞台にも立ってはります。 そのひとがおもしろいもんと誘ってくれたのが 「女芸人キャバレーナイト」 月一回、女芸人