<アメちゃんハイボール> サントリーと豊下製菓のコラボやて。 あそこのアメちゃんなら、ほんまもんの桃つこて 社長みずから汁絞ってるからまちがいない。 せやけど、なかなかおもいつかんおもろい企画。 おいもさん、おまめさん、
薔薇いばら、肉あばら、ユッケくわばら
ガキの頃からライオン橋の下に薔薇園はあった。 低い鉄条網で荒らされないようになっていた。 ある夕方、それを飛び越えようとして血まみれになった。 それがトラウマ。 薔薇嫌いではない。鉄条網シンドローム。 プロレスは大仁田厚
ケルトの雅歌でモルトに酔う
アイルランドの中世の歌を聴いている。 千年の時をこえて、静かな森や湖をもやう霧に つつまれる神秘がある。 目を閉じていると、日本の古代からの声明や 縄文のDNAにちかいぬくもりが 耳たぶくすぐってくる。『アヌーナ』。 ア
さんぽ中ぽぽのあたりがかゆいです
駅へ急ぐなんでもない日常の歩きの途中で、 コンクリートからタンポポが咲いてる。 桜よりも雑草の判官びいきには、たまらん。 それが、日本の在来品種やのおて、たいがいは 西洋タンポポと聞いて、かなしいやないですか。 ダンディ
土器は、食う本能をかきたてる
飯盛る器は葉っぱがいい。 土器がいい。 食うことは原初からの本能。それならば道具も原初のものがいい。 縄文や弥生の土器がほしい。 川淵直樹の器とであった時、 「ああ、これや。これを探してた」。 野焼きの風合いが、飲みたい
インディカ米 嘘つかない
黒米はうまい。 もちもち+濃紫+古代イメージ。 <鰻の黒米鮨 浮き舟仕立て> 世沙弥定番メニューのひとつ。 黒米をおちょぼにぎりにして 鰻のかば焼きをのせます。 胡瓜の芯をとり、かば焼きのサイズにあわせます。 これをボー
近松ものに橋いくつ
橋は、この世とあの世むすぶ橋。 はしごは大空にかけわたす端。 近松は心中にむかう二人のために この世の名残の橋をいくつ数えたあげたことか。 食句塾。春の吟行は大阪の橋づくしクルーズ。 ・桐の花近松ものに橋いくつ : 翠
クレーの高周波はミロと波動が近い
パウル・クレー。京都で展覧会。 神戸では、カンディンスキー。 ふたりはバウハウスで教鞭をとり、 美術理論の運動をすすめた同志。 全く同時期に開催するなら、共通券を発売するとか、 鑑賞アドバイスとして、同時開催アピールの協
水都大阪の陰部をさぐる<船乗り込み>
道頓堀で歌舞伎役者が船乗り込みをする。 ~大阪で生まれた男やけど、大阪のことよお知らん~ やないけど、この道頓堀の船がピンとけえへん。 あの川でいったいどこからどこまで行き来するんやろ? はじめて、大阪城から道頓堀まで船
四月一日さん、衣替えですよ
きょう5月6日は<立夏>。 夏といわれて違和感あるけど、 これからちょっとムシムシする季節がきますよ、 ぐらいの挨拶やとおもたら、これも堪忍したろか。 <四月一日>さん わたぬきさん、と読むことは知ってるけど、なんで?