スーダンから客人。 ビリーは胡麻の貿易商である。 ゴマの産地ゲダレフはエチオピア国境に近く、 首都カルツームから飛行機移動する。 宗教上の理由で飲酒禁止の国やけど、 ビリーはビール、ウィスキー、ウォッカ、をしこたま スー
カテゴリー: セサミ日記
フェンネルの花の季節に歌集よむ
すくっと立った茎の先のちっちゃな花の黄色が 日に日に濃くなってくる。フェンネル。茴香。 塚本邦雄先生から、むかし『茴香変』を頂戴した。 フェンネルの色ずく時期に読み返している。 直筆の手紙に ~茴香はもと回香です。魚、肉
ほかした百合根がきれいな花になりました
鉢植えに百合が咲いてる。そんな覚えはない。 あれ、どうしたんや? あまった百合根もったいないから、植えてみてん、 変わった花つけるかと期待したけど、平凡な百合で残念でした。 この時期、<ドラゴンフルーツの蕾>が市場にでて
大象式<紅茶ジャンピング占い>のすすめ
桜が散ったころから、あさ目ぇさめたら紅茶にしてる。 茶葉はどこのんでもええんです。 ジャンピングがたのしみ。 葉っぱが浮き沈み。ダンスの様子をみるのが気持ええんです。 茶葉の勢いで今日1日の占いをみる、なんてわっしは興味
<上原浩子>を携帯保存してる奴がおった
球体関節人形のハンス・ベルメールを日本に初めて 紹介したのは、澁澤龍彦。 70年代、サゾ・マゾに興奮するのも、みんなみんな アノ澁澤の秘密の匂いから。 四谷シモンはじめ、ベルメールの影響をみるアーティストは 多かったが、
泡盛『翠古』に酔う炎帝
焼酎は夏の季語。 昔はお湯割りのイメージがあったので、 冬の季語でもよさそうなもんやけど。 江戸時代の『和漢三才図絵』には、 暑気はらいの飲み物の扱い。 産地が南国なので、暑い夏で、まあいいでしょう。 泡盛と焼酎の違いは
いい夢だけを見る方法をみつけました
宇宙遊泳の順番が近づいたので、 準備運動の訓練センターにいくことになった。 そんな夢をみた。 夜中なにか不穏な水音がするので、家の中を調べてたら トイレから黒い水があふれてきた。 それも夢だった。 しばらく真上をみながら
アイヌ語には縄文語が残っている
縄文から弥生という流れ。 進化の過程というより、異質文化の闘いがあった? 縄文語が残ってるのはアイヌ語らしい。 鳥は先祖の霊。 朝、鳥がきてチュンチュンするのは、成仏してないからや と判断して、さらに手厚く祀るそうです。
焼くや藻塩の身も焦がれつつ
ニースからの旅行土産に<カマルグ>の塩をもらった。 ゲランドはブルターニュやけど、こっちは地中海側。 軽いし、かさばれへんし、おまけに塩の産地から 自分らの旅行のネタにもなるし。 胡麻出張でボリビアにいったことをおもいだ
血管の中を虹が走った
簡単な手術で入院。 半身麻酔。 8:30 左腕に2本。 9:00 右腕に3本。 初めの2本目で、血管にダイヤモンドの粉が 流れ込んだ感覚があった。 血管に虹が走った。 そこまでで、あとは術中の記憶無し。 吉行淳之介の小説