中川幸夫。 いけばな作家。 狂気を孕んだ前衛芸術家の名に ふさわしい存在でした。 舞踏家、大野一雄のために <空中散華>。何トンという 花をヘリコプターから散らした。 ガラスの器にカーネーションの花びらを ぎゅうぎゅうに
カテゴリー: 世沙弥のスペース案内
割れたガラスのヒビを忠実に真似る線刻
人類のすべての行為は、あらかじめ存在したことの 模倣のくりかえしにしかすぎない。 自然を真似ることでアートははじまった。 哲学は古来の思弁を解釈しなおすにすぎなくて、 ことばを真似ることからはじまる。 すべては過去の作品
<ゴモジュの花>を浮かせてお出迎え
葉をこすると胡麻の香りがする 「ゴモジュ」の樹を植えています。 元気のいい濃緑の葉をちぎっては、 毎回お客様の箸置きにしています。 花は咲かないものだと思い込んでいました。 きょうも葉っぱをいつものようにちぎりにいきまし
加藤泉のはるかなる視線
コム デ ギャルソンのアートスペース『Six』で 加藤泉の「はるかなる視線」展。 『悲しき熱帯』のレヴィ=ストロースですね。 人類創生の悠久の時間のサイクルで、 ヒトをみるめる。 自分は<いま存ること>をちょっとかんがえ
キメラは怪獣ではなく隣人
キメラとはギリシャ神話に登場するライオンの頭にヤギの胴体、ヘビの尻尾を持つ生物のことです。 2003年上海:人間の細胞をウサギの胚に注入する実験。人類史上初の動物と人間のキメラの胚が誕生。 2004年アメリカ:体内に人間
<キクラデスの幻想>でお出迎え
エーゲ海の島々に新石器時代には <キクラデス文明>が栄えていました。 大理石の彫刻がたくさん発掘されています。 素朴なシルエットです。 太陽が昇り、沈み、その時の巡りに かすかな凹凸が微妙な翳を変化させ、 表情をかえてい
古川通泰の<狐眼の男たち>
狐眼の男の貌。 この男はなにをみているんだろう。 厳しい。しかしその先は虚ろだ。 おのれの心か。 仮面。 土着的な日本DNAの面構えでもある。 作家の名前を失念していた。 古川通泰さん。 わかった時点で、すでに2009年
胎蔵界曼荼羅がテーマ : 世沙弥アート空間
大象>>鯛蔵>>胎蔵 2012年は<胎蔵>。 胎蔵界曼荼羅をテーマにして、 世沙弥のアート空間をつくりあげる。 これが、2012年の目標です。 その中心となるモニュメントを庭に。 予定は半年後である。 聖なる光と風がとお
榎忠が大砲もって世沙弥襲撃
エノチュウーさんが世沙弥に 大砲もってせめてきた!!! 【BAMBOO CANNON:竹銃】 『榎忠展』 ~兵庫県立美術館(2011年11月) *「美術館を野性化する」 あのときのあの銃砲です。 現代アートと伝統工芸がと
元永さんの6匹のぴろんぴろん
ぴろんぴろん。 きいろ・ぶるう・みどり あか・しろ・くろ 6つのぴろんぴろん 世沙弥の庭で、おしゃべり 世沙弥の庭で、ぴょんぴょん 元永定正さの6個のオブジェ。 頭?と胴体?はとりかえばや物語。 きょうは気分で、きいろと