【大象の聖地巡礼 其の①】 多武峰 談山能 神社に眠っていた「摩陀羅神面」をつけて 『翁』を上演。 舞台のあとは 内田樹、松岡心平、千田稔、 三者のシンポジウム。 さっきまでの雨がやんで、たちこめる白い靄。 談山はたちま
カテゴリー: セサミ日記
『連句入門』東明雅著
『連句入門』東明雅著。 1978年発行。 20年以上前に読んだはず。 最近いろんな連衆と歌仙を巻いているので、 あらためて実践の上での疑問点を照合していきました。 「狂句こがらしの」の巻 この36句の作品鑑賞の詳細がされ
車谷長吉さんが亡くなられた。
車谷長吉さんが亡くなられた。 小説家としての毒の吐き方が際立っていました。 作家デビュー前の経歴が、旅館の下足番や料理人であり、 その場所が尼崎あたりであることも、 さらに強烈なインパクトがありました。 名誉毀損の裁判を
皮を脱ぐ音静かなり竹の奥 : 如洋
皮を脱ぐ音静かなり竹の奥 : 如洋 たまたまこの俳句をみつけた。 自然のエロスのみづみづしさがあふれてくる。 そして、翌日 たまたま、奈良の山奥に分け入ると この竹を発見。 皮を脱いでいる姿を覗き見してしまいました。
【 タイム食句】 05・11〜05・15
5・15 飢餓人口十億人の惑星に住みて耳食の多き起き伏し : 小角隆男 〜〜情報は口から尻へだだ流れ 5・14 頬被りしてそれぞれの昼にする : 攝津幸彦 〜〜サ
鳥威しには烏の亡骸
ヒヨドリがヒステリック。 カラスが超低空飛行襲撃。 庭の鳥害がながびくなか、 歌仙を巻いていて、<鳥威し>の句が付いた。ほおお・・・ (月の定座)能面を笑顔に見せる月もあり 東二 (折端 秋)鳥威しには烏の亡骸
昭和歌謡と紅しょうが天
だれかうまいぃぃ嘘のつけるぅぅ あいてぇぇえさがぁぁすのよぉぉお〜〜〜 昭和歌謡のあとは昭和の上六、 紅しょうがの天ぷらでマッコリぐびぐび。 そういや、あの衣装、紅しょうがで染めたんか。
鯵は旧暦3月が美味い。
この時期うまい魚は初鰹、 といいたくなりますが、鯵がおすすめ。 これは魚河岸情報の受け売りですが。 鯵、 味がいいからアジという。 あまりのうまさに、魚へんに参ったと書く。 この二つの説の真偽はともかく、 美味しさがそこ
手作りの機織り機に鮮やかな糸
茅葺き、土壁、ボロボロ小屋を部分補修しつつ、まあどうぞ。 招かれざる客ですが、あつかましく。 ガタガタ戸をあけてビックリ。 手作りの機織り機に鮮やかな糸。 隣りの畑ではサフランや蓼が芽吹いて、 すぐ横に染めの作業場も。
【 タイム食句】05・06〜05・10
5・10 筍が来てごろごろとしてゐたる : 水田光雄 〜〜獣衣(けごろも)まとひぬっそり笑ふ 5・9 ねっとりと濃く甘き闇迫りくる南の島の舌の分厚さ : 松村