小黒世茂が短歌往来に 『記紀に游ぶ』というタイトルで連載中。 すでに44回に。 もうしわけないが、ここではじめて知りました。 日本全国を巡って、記紀の世界が現在に生きているシーンを 取材してまわっているようです。 紀州の
カテゴリー: セサミ日記
【 タイム食句】 03・16〜03・20
3・20 桜餅三つ食ひ無頼めきにけり : 皆川盤水 〜〜スーパーマンに変身するか 3・19 焼酎に蜂蜜を混ずればうまい酒となる、酒となる、春の外光 : 若山牧水 〜〜黄砂降りにごり酒なる
タランティーノ映画
タランティーノ『ジャンゴ 繋がれざる者』。 アメリカ映画の決め技を きっちり堪能させていただいた、という感。 イメージ的にはやんちゃで破壊志向。 さにあらず、極めて精密な脚本を書く優等映画青年。 フランコ・ネロが1シーン
桜隠しの蕎麦
・ちちははに桜隠しの夜なりけり : 宮坂静生 <桜隠し>は桜の季節に振る雪のことをいう季語です。 俳句関係の本をよんでいて、 突然木曾の蕎麦屋さん『時香忘』をおもいだしました。 ここのご主人があみだしたのが 『桜隠しの蕎
昆布出しは60度で1時間。
調理のコツは舌で覚えるしかない。 そういわれた世界も最近は温度、時間も きっちり数字で表す傾向に。 昆布のだし。 沸騰寸前に火を弱めて、2,3分でとりだす。 大方はこんな感じ。 ある昆布屋さんの社員さんが、 60度で1時
【 タイム食句】03・11〜03・15
3・15 子どもらの耳くりくりと洗ひしを手は覚えをりあさりを洗ふ : 小島ゆかり 〜〜烏賊のわたはずす指先にデジャヴュー 3・14 みなぎつて地獄を開く貝柱 : 竹岡一郎 〜〜朧夜な
地名 十三の由来は?
<十三>をじゅうそうと読めるのは大阪人だけでしょう。 朝刊に、地名の由来がかいてあった。 そういえば長い間住んでいて、 なんで?とおもったこともなかったが。 淀川の渡し舟のうちで、上流から13番目だった。 おおかた、そん
今年の名残、丹波で猪鍋
自慢やないけど、 猪肉はいろんなとこでよばれました。 胡麻栽培を日本全国の辺境の地で農家さんに お願いしてきました。 出雲の山奥、古座川の川上、けっこう 鉄砲撃ち の方は多い。 そんなこんなで、いのししのごちそうはよくお
グザヴィエ・マルテル著 『 JAPON 1945-1975 』
『 JAPON 1945-1975 』 〜UN RENOUVEAU PHOTOGRAPHIQUE〜 グザヴィエ・マルテルが2003年、 パリでひらいた写真展のテキスト。 東松照明から荒木経惟、森山大道まで、 日本の戦後写