三枝が六代目文枝に。 勘太郎が六代目勘九郎に。 ふしぎなもんで、 べかこが南光に、 朝丸がざこばに、 あんときには、坐りよおなかったけど、 今ははまってます。 落語、歌舞伎、能、茶、花、舞踊と 家元襲名はゾクゾク、レンメ
カテゴリー: セサミ日記
祇園祭の桟敷には、20歳の義満と15歳の世阿弥
増田豊春先生の能面展。 といっても、これは生徒さんの作品展。 といっても、すべて完成度の高い能面で 30面ほどがずらりと並ぶと壮観。 1枚の木に眠っていた1人の女の微笑みが ほりおこされるようで、官能きわまりない。 ほと
アフリカの日本大使館シェフに料理を習う
アフリカの日本大使館で料理人をしていたシェフの 料理教室へ。簡単なレシピなんやけど、豚の火の入れ方で こんなに柔らかくできんのかとオニョニョキ。 カルパッチョの盛り付けも、焼きナスのあしらいひとつで プロの仕立て。このち
滝は神々の領域である
・滝の上に水現れて落ちにけり : 後藤夜半 ・滝落ちて群青世界とどろけり : 水原秋桜子 滝は不思議なパワーがある。 横尾忠則の若いデヴューしたてのころのエッセイ集 『未完への脱走』がどういうわけか本棚からこぼれでてきた
<赤塚不二夫大会>のテレビチャンピオン
目医者にながいことかよてます。 糖尿やないけど、境界の壁の上ほおてる状態なんで たまぁに眼底検査してもらいます。 えらそうなものいいで、あいそもくそもない先生。 この前も、鼻の手術するからついでに白内障も やってもろたら
苦いもん好きになる本能
琵琶湖の住人から、若鮎煮をいただく。 正直、近江の土産物といえば 川魚の飴煮、甘露煮、おいしない。 これは家庭の手作りで、ほろ苦の腸と魚醤のまったりの とけあうとこが、たまらんおいしさでした。 春山菜や夏鮎の腸の苦みはガ
チビとノッポの冤罪事件
『ショージとタカオ』。 冤罪で殺人犯とされ、20歳からの30年間を幽閉された ふたりの男のドキュメント。 内容だけを書けば、おおよその予測はつく。 しかし、この映画はきれいに裏切ってくれて、 さわやかな後口で映画館をでる
南森町のポスター屋さん、いつのまに?
南森町の一筋ちょっと裏はいったとこに ポスター屋さんがあった。 きのうとおりかかったら、ガラ~ン。空き部屋に。 ノーメイクの女性が一人で、ポスターのこと以外 プライベートなことは一切きかなかったし、いわなかった。 3連の
やまとたけるを見つけにいこう
・祭礼とて濃き口髭をたくはえし建の裔を探しにいかむ : 塘健 ~まつりとて こきくちひげをたくわえし たけるのすえ をさがしにいかん 七夕の酒宴に招かれ羽曳野まででかける。 白鳥が羽を曳きながら飛び立ったという謂われ。
夏きたら、ドアもはずして<御簾>掛けろ
・人は盗めどものは盗まず簾巻く : 真砂女 好きになったら我慢できん性分、でもさっぱり、きっぱり。 すだれでおもいだすのは、むかしの暮らし。 夏になると、ふすまはずして御簾(みす)をかけました。 布の縁がついた座敷すだれ