足立元の『前衛の遺伝子』は、 読み応えのある日本の美術史です。 <アナキズムから戦後美術へ>のサブタイトルのとおり、 乱暴にいえば、反主流派の抵抗勢力の系譜です。 教科書的ではない。おだやかな教養本ではありません。 国立
カテゴリー: アート周辺
三原研の炻器、聖性と呪性
三原研さんの作品展。 聖性と呪術性。 醸し出される古層の気の気配に ぞわっぞわ。 兵庫陶芸美術館の企画です。 近くの楽雅臣さんのアトリエにお邪魔した帰りに 連れて行ってもらいました。 以前の企画<学芸員のまなざし>のとき
世沙弥のテラスに<風の彫刻>
「淀川からの風はさわやかですか?」 新宮晋先生、空の映り具合の調整中。 <風のムーブメント>が完成。 世沙弥のテラスで川風が戯れています。
植松圭二さんの<螺旋>から
<らせん> らせんは永遠の動き。 その渦巻くかたちがうみだす 時間と空間の宇宙の法則をテーマにして語るのは 彫刻家の植松圭二さん。 スミッソンのアースワーク作品、 ソルトレイク湖の巨大ならせん形状の突堤。 まさに宇宙との
ピカソ、90歳の自画像
1972年6月90歳の自画像。 1973年4月91歳で死去。 ~79歳:30代半ばのジャクリーヌ・ロックと結婚。 ~86歳:<銅版画347シリーズ>204日間で制作
名和晃平の忘れていたドローイング
名和晃平さんおかけんたさんのトークショー。 阪急オープニングの目玉である、 名和晃平<トランス>展にむけての企画。 けんた師匠のツッコミに名和さんの明晰なボケ返し。<ピクセル><スカム>から今回の<トランス>までコンセプ
絶倫ピカソの<衣食足りて前衛を描く>
・雉食へばましてしのばゆ再た娶りあかあかと冬も半裸のピカソ 塚本邦雄の歌です。 絶倫のピカソ。この強烈なインパクト。 ピカソといえば、初期の青の時代よりも 「アヴィニョンの娘たち」以後、さらにいえば 晩年の愛欲をテーマに
エル・グレコという名前は<ギリシア人>
エル・グレコ展。 国際美術館B3F。 エル・グレコ、 名前そのものが<ギリシア人>て??? 本名はもちろん別にあります。 こんな名前で呼ばれる存在。 クレタ島生まれ。 イタリアからスペインに移っての創作活動。 千利休と同
宮永愛子展 『空中空』
うっすら淡い月光に翅を透かせた蝶々がとんでいる。 あそこに、あっ、あそこにも。 よくみれば、羽をもがれた蝶々も。 一匹、二匹、闇にきえていく。 恩寵のように光を帯びた命が融けていく。 宮永愛子展 『空中空』 ~なかそら~
『モノガタリ』 細見博子作品集
『モノガタリ』 細見博子さんの作品集が 一冊の本になりました。 巻末には、 金沢21世紀美術館 館長の秋元雄史さんが 「日常を豊かにする工芸」 として執筆されています。 世沙弥エントランスの鏡も掲載されています。 鏡のま