『すばらしき世界』 監督西川美和の映像には独自の文体を感じる。 日常の時間の流れに微かにうねるようなとろみがある。 抽象的な映像からいきなり荒々しい光に逆巻く海。 光の粒々からの夜空。 ラストの空。 キムラ緑子、圧あるよ
カテゴリー: アート周辺
『 ジャスト6.5 』
イラン映画史上最大のヒット、 監督が30歳、 この2つの情報で観た。 『 ジャスト6.5 』 ちなみに、世界の麻薬摘発で イランは アヘンの75% ヘロイン・モルヒネの30%。 #ナヴィッドモハマドザデー #サイードルス
古巻和芳 : 光の手ざわり
9月に諏訪の縄文霊域を巡った。 大阪に戻った数日後のタイミングで 胞衣(えな)との遭遇。 光を放つ彫像。 桑、生糸、繭、養蚕、おしらさま、 縄文、ミシャグジ、胞衣信仰、 キーワードが綾をなして迫ってくる目眩を感じた。 予
H.R.ギーガー
映画興奮度、 映像衝撃ワンポイントでいえば、 エイリアンが皮膚を喰いちぎって 腹から飛び出してくる瞬間。 エイリアンは私だ! 監督よりも役者よりも、この美術を作り出したのは誰だ? その日から、ギーガーが小脳に棲みついた。
BY THE WINDOW :赤阪友昭・片桐功敦
先週、高天原から天河と走りまわり、 神々の深き欲望にまみれてきたばかり。 きょうは、国内外に今も先住民に残る原初の霊域写真。 コラボするのは虚無への供物、 神の顕わるる依代たる花、樹、草。 ウィルスやパンデミックと騒ぐな
雀太・志の春 二人会
雀太の二人会。 格闘技リングに上げる対戦相手は自分で選ぶ。 今回は志の春。 マクラがウマイ。さらっと引き込む。 関西での高座を期待。 雀太も二席。 話し始めて一分。 身体の細胞がプツプツ粒立って 与太郎的人物に変身してい
道行恋苧環:藤蔵と織太夫
文楽は入りにくい。 スポーツ、アート、文学、どのジャンルでも まず<私だけのスター>を見つけること。 文楽の今は、三味線の藤蔵。 浄瑠璃の織太夫。人形の勘十郎。 正月の文楽劇場の第3部「妹背山婦女庭訓」 道行恋苧環:ここ
植松英次展
オカンが言うにはな、 <彫刻でも陶芸でもない> ああそれやったら、 植松永次ちがうかぁ。 なにかわからないものを見たとき、 脳内にムニュムニュしたものが動き出す。 名づけられないアートは清々しい。 マルテル坂本牧子のギャ