ひとり宇良応援団としては見逃せない映画 「相撲道」 本場所ではとれない<砂かぶり>席、 いっちゃん前で土俵をのけぞって仰ぎ見。 神様が降りてくる神聖なる土俵は 場所たびに新しくつくられる。 その作業の美しいこと。 残念な
カテゴリー: アート周辺
「無言館」
野見山曉治が動き、窪島誠一郎が護り続けた 「無言館」。 ==<非国民>に夢あり== 絵などクソの役にもたたん。 罵倒、嘲笑、蹂躙。 非国民なる言葉は、 いったい何者がどういう人格に対して 発することができるのだ。 「それ
黒田征太郎展:enoco
黒田征太郎展:enoco (10/31まで) 黒田泰蔵 展:東洋陶磁(11/21から) 夕焼けのろおじ(路地)にしゃがんで、 ローセキのちびるまで道いっぱいに落書きした 時間が蘇ってくる。 ノスタルジーは未来への鍵穴。
加藤泉の作品カタログ
加藤泉の作品カタログ。 ペロタン社から超豪華本が出ました。 巻頭、写真のトップに 世沙弥コレクション、 2012年のソフビ作品が掲載。 ちょうど今、メインダイニングに展示中なので、 皆さんに見てもらえてタイミングよかった
板橋文夫のピアノ
板橋文夫のピアノは聴くものではない。 肉体と全霊の体験。 フランシス・ベーコンのあの混乱猥雑極まりないアトリエに 深夜紛れ込み暁をむかえるような。 南輝子の個展のオープニングコンサートである。 ふたつの熱い魂の触れ合いは
彦根で近江牛の肉そば
あ〜またやってもた〜 スミス記念堂の前まで来て、 BIWAKOビエンナーレが水曜休みと気がつく。 それでは彦根城でも見ればいいものを、 足は蕎麦屋を探しはじめる。 <近江牛肉そば>の汁そばに決めて席に、 壁を見れば、一品
「ある画家の数奇な運命」
マイベスト映画に「善き人のためのソナタ」。 その監督があのリヒターを映画化したとあらば。 ちょうど世沙弥は10月にリヒターの<FLOW>に 展示替えしたばかり。 ウオホール、バスキア、バンクシー、 あたりは情報量が多いが
「私の肖像」 内倉真一郎
写真家とは宿痾である。 「私の肖像」 内倉真一郎 表紙の少女、タイトル、 写真集を開くまでの巧みな心理の仕掛け。 他人が被写体として映し出されていく。 繰るうちに、風土であり、血族であり、 <私の>キーワードがあぶり出さ
阿倍野どっぷり
阿倍野どっぷり 1)ハルカス美術館「奇才」: ⑴高井鴻山・妖怪図(北斎晩年の弟子) ⑵蕪村・寒山拾得図 ⑶国芳・東海道中膝栗毛三島宿図 2)食句塾 秋号合評会 お八つは、あん庵(羽曳野)のアマエビ 3)ハルカス前 れいわ