9・30 青年よ汝よりさきに死をえらび婚姻色の一ぴきの鮎 : 塚本邦雄 〜〜堕ちゆけば聖なるものを握りしめ 9・29 新蕎麦や客の着くたび席をつめ : 矢野玲奈 〜〜十割粗挽き
丹波、蕎麦三昧
篠突く雨の篠山を駆け、鄙びた蕎麦屋へ。 たちまちに陽がさしはじめ、霧たちのぼる山々。 大阪谷町、硝子越しに銅座公園のみごとな 花見ができる場所からこの5月に丹波に引っ越し。 逃してならじ、追っかける。 蕎麦三品。 もりそ
『俳句と美術のコラボ展』in 篠山
現代アートと俳句は相性がいい。 <軽み>であり、社会を切り取るウィット。 俳句の面白さは<座の文芸>にあって、 句会であり、吟行であり、他人とワイワイいいながら 句が立っていく。 今回は座の連衆に美術家が加わったわけだ。
陰婚 三千年つづく埋葬風習
死者の花嫁として遺体を売り渡す市場が 存在するという中国のニュース。 「陰婚」というのは、埋葬の風習。 独身の男性が死んだ場合、 先祖代々の墓に入ることができないが、 陰婚により配偶者を得ればそれが許される。 陜西省や山
吉野で手打ちそば
古事記、日本書紀、万葉集 三つの流れが交差する水域から 吉野の上流へ。 そろそろ、蕎麦が食いたいアドレナリンが 瀧に負けないくらいあふれてくる。 手打ち蕎麦の庵についたら <お蕎麦売り切れました> 大丈夫。ぬかりなく予約
【 タイム食句】 09・21〜09・25
9・25 柿食うて柿採らぬ木をみてをりぬ : 斎藤伸 〜〜next one いい加減にしろ 9・24 次々と友達狂う 給食の煮物おいしいDVシェルター : 鳥居 〜〜筑前のどこかは知らず芋噛む噛む 9・
細見博子の呪術的インスタレーション
丹生川上神社の祭神は水の神。 雨を司る雨師神。 細見博子はこのトポスに 呪術的インスタレーションを仕掛けた。 あふるる水量の瀧の結界を超えて 龍の玉をぶら下げた。 すると、水神である龍が滝壺から たちどころに現れ、千年杉
丹生川上神社
ふたりの巫女、枕元に立ちておいでおいでする。 誘わるるままに目覚めれば、 吉野太古の郷、丹生川上神社へ。 伊邪奈岐命(いざなぎのみこと)、伊邪奈美命(いざなみのみこと)をお祀り、ほかに女神坐像とあわせて3体が おととしの
『怒り』李相日監督
李相日監督、吉田修一原作の『悪人』コンビの 新作『怒り』。 悪人からの妻夫木。 沖縄少年の新人、作久本宝。 李監督の重厚な演出は荘厳さを湛えている。 アパートの一室がシェークスピアの悲劇の現場に。 物語の端緒はカミュ。
『記紀に游ぶ』 小黒世茂
地震がつづく。 気象がふつうではない。 雨、風、が異常であれば、意識がむかう。 現在の暮らしが突然場面展開であらわれたのではない。 現代は古代とつながっている、おもってる以上に。 そのことに気付かされてくれるのが 『記紀