漫才の中川家。 兄弟似てへんとこがええ味してます。 千里万里。 いまも変われへん。淡路島生まれやけど まるまる大阪人。 いとしこいし、はんじけんじ、まえだまえだ、やすよともこ。 血ぃひっぱって生きていくのはつらいなぁ。
雌鹿の眼がキャバレーのお姐ちゃん
朝9時携帯がなる。 「倉敷にいるんだけど横浜かえる途中、 大阪通過するから寄っていいかなぁ」 北九州でグループ展。 横浜で個展の最中。 小倉からすでに1週間、地方地方の 友人の家で泊まっての大阪。 うれしいねぇ。 こうい
歌仙八巻目、蕎麦屋で反省会四軒目
怪斗氏と連続歌仙を巻いています。 両吟ですが、怪斗氏のアイデアで なりすまし四人に、ときに六人に 連衆がふえたりもします。 歌仙、連句を巻くのは、俳人より歌人に多い。 俳句は発句。句一つが立っていないといけない。 歌仙で
『股間若衆』のユニークな視点
奇書というより珍書。 『股間若衆』 ・新股間若衆 ・股間漏洩集 ・股間巡礼 いうまでもなく『古今和歌集』『和漢朗詠集』のもじり。 著者の木下直之さんは、美術、建築を見世物や祭という 独自のユニークな視点から日本文化を 研
【タイム食句】 5・11~5・15
05/15 ・露地物の尖るトマトは桃太郎 :八木林之助 ~~家来にひとつわけてください 05/14 ・パンセパンセパン屋のパンセ にんげんはアンパン
北米で純粋培養されるフランス文化
「セックス依存症だった私へ」 カナダの女性監督、リン・シャルボア。 原題は「BORDERLINE」。 ヌーヴォロマンのごとく、心理描写の流れも 丁寧に襞ひだを指で繊細になぞっていく。 おんなたちのトラウマも人間の尊厳にふ
バゲットは祈りに近い
きょうはワイン会。 バケットを二本かかえて、パン屋からのかえりみち ・バゲットを一本抱いて帰るみちバゲットはほとんど祈りにちかい 杉崎恒夫さんの歌が口をついてでた。 二冊の歌集をだされている。 「食卓の音楽」 「パン屋の
猩猩花がお出迎え
白山木が白が消えた。 山法師の白が現れ始めた。 シャクナゲの赤が散った。 ツツジの赤が枝をのばしている。 その背後で、トロピカルに真っ赤な花が 妖しくおどりはじめている。 アブチロン。 熱帯性の花で、和名は猩猩花。 なる
ゾンネンシュターンに蘇る青春時代
『悦楽園園丁辞典』。 この本をたまたま本屋で立ち読みしたことが、 短歌の世界へのきっかけ。 作者は塚本邦雄。 その『悦楽園園丁辞典』の連載第1回の 掲載されたのが、伝説の雑誌 『血と薔薇』創刊号でした。 責任編集が澁澤龍
【タイム食句】 05/06~05/10
05/10 ・今日は昼に饂飩食はむとしののめの目覚めに思ふは何ゆゑならむ : 安田純生 ~~離乳食からだに残る記憶あり 05/09 ・らんぎりのうてる間まつや若楓