食句塾。 兼題 : もやし ・ 地図 ・音読の声が旅する冬の地図 : 咲也 般若心経を唱えらがらの巡礼を 音読の旅といったのがいい。 この解釈にはおどろいた。 カーナビでしょ。 でも、音読にみちびかれる冬の旅のはずが、
新宮さやかの器で一盃いかが
2012年<パラミタ陶芸大賞>最終ノミネート6人に 残った新宮さやかさん。 黒い蕊を繁殖させて植物の神秘性を うみだしています。 モノトーンがかえってみずみずしく 生命力をかんじさせてくれます。 オブジェ作家です。 器は
ピカソ、90歳の自画像
1972年6月90歳の自画像。 1973年4月91歳で死去。 ~79歳:30代半ばのジャクリーヌ・ロックと結婚。 ~86歳:<銅版画347シリーズ>204日間で制作
【タイム食句】 11・06~11・10
11/10 おでん屋に今日も寄りたりわが内のサラリーマンが寄りたがるので : 田村元 ~~脱サラで立ち呑みの酒おいしない 11/09 遠い火事ぼくには口内炎がある
名和晃平の忘れていたドローイング
名和晃平さんおかけんたさんのトークショー。 阪急オープニングの目玉である、 名和晃平<トランス>展にむけての企画。 けんた師匠のツッコミに名和さんの明晰なボケ返し。<ピクセル><スカム>から今回の<トランス>までコンセプ
16世紀のスペイン音楽がエロティック
16世紀のスペインの音楽を聴いています。 ヴィウエラという弦楽器やオルガン、ハープなどの 古楽器の響きと、ギュメロット・ロランスのスペイン土着の 火照るようにうねる狂う歌声が悩ましい。 エル・グレコの展覧会の会場に販売し
寅彦の俳句を変えてしまった稔典さん
俳句が句会で直される。 直された句はそのまま作者の句になる。 それが俳句の伝統だ。 俳句は作者が作り、読者も作る。 そういう共同作業が俳句なのである。 こう書いているのは坪内稔典さん。 寺田寅彦の俳句を例に。 ・栗一粒秋
エディプスコンプレックス映画のしらけ
コッポラの新作『テトロ』。 ブエノスアイレスが舞台。 モノクロ。 もう観る前に、いやがうえにも。 ブエノスアイレス、サンパウロには、 リオのカーニバルの帰りに足をのばした。 雨の裏通りの坂道を歩いた。 悪所はブエノス気分
【タイム食句】 11・01~11・05
11/05 物枯れて最後に笑うや大茸 : 安井浩司 ~~総盗りですか呵呵大鴉
寺山修司の『田園に死す』タイトル案
11月1日の毎日新聞に ~~寺山修司:歌集『田園に死す』、 塚本邦雄に「題名決めて」~~ 息子である塚本青史さんが、日本現代詩歌文学館に寄贈した 未公開書簡から発見されたというニュースです。 候補には「恐山」「修羅、わが