タレ論がおもろい。<庶民はとんかつを食べないでソー スを食べる。回転寿司の客はタレ、即ち醤油を食べる。 餃子屋では醤油と化学調味料を加熱して溶かし込んだタ レでドボッと漬ける。タレ派は嗅覚がないから味オンチ>。 (本)h
ことしは年末の催事で終了です。
阪急催事が年末30日で終了。「熱烈バイヤー薬師寺の 人気物産大会アンコール」。薬師寺さんの奥様も和田萬 <黄金香りごま>のファンということらしく嬉しいです ね。百貨店やおせち業者はこれから戦争。おつかれさま。 (阪急催事
<煮る>の語源はやわらぐ
「に」は奈良時代の言葉で「やわらぐ」。ごはんは炊く で野菜は煮る。ところが大阪弁は、おいものたいたん、 大根だき、関東煮(かんとだき)と煮るものもたいがい ”炊く”という。おせちのお煮染めをつくると1年が幕。 (煮る)h
見城徹『異端者の快楽』
度肝を抜く戦略家だから本を書いてもアフォリズムが満 載。売れるコンテンツの必要条件は?オリジナリティ? 明快?極端?癒着。「あらゆる新しいこと、素晴らしい こと、美しいことは一人の人間の『熱狂』から始まる」。 (本)ht
あらためて品書きの”せいろ”は?
<せいろ>と書く蕎麦屋がたまにある。器のせいろが単 純にざるのバリエーションと無意識にいた。歴史的にみ て蕎麦切りを茹でるのではなく蒸して食べた元禄時代の 歴史に思い至った。『そばよし』のセイロ飯にも名残が。 (蒸し蕎麦
お江戸の落語家さんも見ておかな
繁昌亭のおかげで上方の落語家はかなり顔と口調がわか るようになったが、喬太郎や白鳥は全く聴いたことがな い。さればSWAでチェック。新作派はネタ勝負の要素 が大きいけど、喬太郎の咄し口調なら別ネタで聴きたい。
談春『芝濱』:フェスティバルホール
2700人会場での独演会。3階席奥からも見えるよう 高座の上の大きなスクリーンで同時進行。『夢金』と2 演目ともにマクラなし。いきなり咄の世界へ。芝濱は ホノボノ系。談春の凄みは悪系の演目でさぶいぼがでる。 (芝濱)ht
『きのう何食べた?』『孤独のグルメ』
わだまんメルマガの編集スタッフは<こまこ舎>。食関 係の本ではここ2ヶ月連続で漫画。『美味しんぼ』以来 料理漫画もいろんなパターンが登場。最近は下手な料理 本より漫画の方がレシピそのものも詳細で作りたくなる。 (こまこ舎
倒産の仕方・東西の違い
『上方文化を探索する』。東京は武家社会文化の影響で 潔い。大阪の場合は、まず決算書の粉飾、町の金融(高 利貸し)で資金繰り、最後は融通手形で仲間を引っ張り 込み延命を図る。最後の最後まで命懸けでのたうち廻る。 ”大阪ビジ
蕎麦屋のコストパフォーマンス
蕎麦屋がフレンチや割烹に比べて高すぎる。『ガチミシ ュラン』友里往耶は「ツマミに蕎麦一枚、ビールにお酒 2杯で支払いは何と8700円」。一つ星蕎麦屋にあき れはてている。この店に限らず高額まかりとおる不思議。 (ガチミシ