小川待子の器は豪快だ。痛快だ。愉快だ。 数年前から白を身近においている。<碗>という。 数日前に黒を入手した。<茶碗>。 粗暴な土塊だが、手にぽったりと収まる。 きまりごとがまずありき、を拒んで、 ただ<碗>とだけ。 そ
カテゴリー: セサミ日記
大学ゼミ主催の落語会
『ちよだ南光亭』 繁昌亭わだまんの丁稚、李有師さんは、 短大の准教授。おもろいゼミを展開していて 大学生に落語会の企画させている。2回目。 桂吉の丞をはじめてきいた。 元気のいいさわやかな口跡で一番手。 舞台にはりがでる
伊藤忠ファミリーフェアの驚き動員力
南港インテックス会場。 和田萬が今回から初出店。 スタッフが頑張ってくれてるので、 こっそりのぞきに。 朝10時時点で、恐ろしいほどの車がいくつもの 広大な空き地駐車場に来るわ来るわ、おしよせている。 ぞろぞろぞろぞろ。
春蝶の色気
今は、3代目にあたる。 2代目春蝶のクセのある持ち味と しゃがれ声が独特のもので、上方の粋を かんじていた。 息子なんてまだまだガキの落語とパスしていたが、 最近評判がいいので、ブラっと繁昌亭で初体験。 これは、なかなか
<ごまさば>と<りゅうきゅう>は違うの?
ゴマ栽培では大分によくいくので<りゅうきゅう>には 馴染みがある。 福岡の郷土料理として<ごまさば>がよく紹介される。 基本的に、ズケにゴマをたっぷり、というレシピだと おもうが、佐賀あたりは<ごまさば>だったら、 大分
京北で天の川みれるんですね
京都の北、周山街道に木工の砂賀さんの工房が あるので、遊びに。 秋天の爽やかな風がふきぬける木の棲み処で、 阿呆が3人、バッカスになるまで飲み続ける。 あそびせんとや生まれけん。 星がすごい。天の川がみえる。カシオペアが
だいりきのおいなりさん
皮肉好きな京都人から、おいなりさんをいただきました。 デパチカにいけば、いろんな進化したいなり寿司がある。 けれど、おいなりさんはシンプルが一番。 むかしうちのおかあちゃんはちゃんと麻の実をいれてました。 プッチンの異物
工芸は千年の時間単位を無し無しにする不思議
正倉院。ことしの目玉は8世紀の螺鈿枇杷。真珠貝が怪しい光沢 を放ち、まばたきをするごとに帝王紫や猩々緋や鬱金の色粒が 乱反射する。 現代の工芸をはるかに凌ぐ傑作である。 文学、絵画、音楽、建築などあらゆるアートのジャンル
『灯しびとの集い』はレベルたかいぞ
クラフトフェアが堺である。 というのをきいたのが、はるか辺境の富山の高岡。 大阪のギャラリーにも出入りしてるが、こんな情報は知らない。 京都あたりでもよくやっているが、美大生の練習ね、レベルが ほとんど。今回も期待はしな
大野一雄に捧げるアントニーのおもろさ
けったいなエピソード。 無名時代の1枚目のアルバムの異様さ。 これはおもろいにちがいない。 『スワンライツ』アントニー・アンド・ジョンソンズ エキセントリックではない。むしろおだやか。 ゆるんゆるんと非日常に誘い込まれる