恐れ多くもわだまんメルマガに辛口コラムを連載しても ろてます。歴史的快著「たこやき」は軽く扱われる素材 を社会学の対象とした京都学派の流れを正当に受け継ぎ、 新作はさらに深化。ただ今あちこちで<コナ博>開催中。
カテゴリー: セサミ日記
<ばったり講座>和田萬繁昌亭横丁店
開業して10ケ月。<ばったり>利用してゴマのお話。 神戸市のシルバーカレッジのメンバーが6人。ゴマ畑へ の3度にわたる農家訪問や企業学習を重ねて業界人より 研究熱心。こんな形でじわじわ広がって、なんや嬉しい。  
ベルリン歌劇場『トリスタンとイゾルデ』:NHKホール
指揮バレンボイム。ワグナーの官能性を象徴したのは主 役よりルネ・パケ演じるマルケ王。天使というより瀕死 の大鷲を連想させる舞台が潜在鬱屈する情念をぬらぬら と暗示。5時間、混沌としたワグナーに揉みしだかれる。  
日本ゴマ科学会 :in東京農大
学界、産業界のゴマ研究発表の場。・・・pークマル配 糖体・・・フォーカスドプロテオミクス・・・熟睡への 呪文。懇親会が学生食堂。とはいえさすが農大。<もや しもん>の舞台かと思いつつ。出席の成果、どんだけぇ。
『梅ちゃんの青い童話 青空姫』:WAHAHA本舗
客をいじるのが半端やない。客にも身体をはらせて、の せて、はめて、はじけさせる。下ネタも過激。<演劇で もなくシャンソンでもなく花火を見た後みたい>の評価 が嬉しいと自己分析。ラップキッスの生贄にされてもた。
『「奥の細道」を読む』 長谷川櫂 著
<おもしろうてやがてかなしき鵜舟哉>は旅の前年の作。 芭蕉が旅の成果として「かるみ」にたどりついたあとで あれば<かなしうてやがておもろき鵜舟哉>になってい たかもしれない。悲しい人生も面白いとみる「かるみ」。
渡部美和子 : フォークレストに
箸置きにいいものがない。ナイフ、フォーク置きとなる ともっとみつからない。ふらっと立ち寄ったギャラリー で婆娑羅風の絵付けの小さなブロックを発見。スプーン と箸も置ける大きさ。作家の意図に反しても<用の美>。
桂雀三郎 <かぜうどん>
おととい住吉さんで雀三郎の<ちしゃ医者>を聴いたば かり。続けてこの語り口を耳にしてたら、上方落語のよ うしゅんだ味があったこう伝わってくる。大阪人のやら こい人情が自然にでてくんのんはこの噺家の人(にん)。
<やろく> 玉子コロッケ
食いもん屋さんのええとこは町にあんじょうおさまって るかどうか。粉浜の商店街、住吉大社、むかしの大阪の 暮らしが何事もなく静かにあって、近所の人が「なぁ、 あそこのコロッケにしょうか」。つくづくええ店ですわ。
桂米朝一門会 : 住吉大社
米朝さん、体力を考えて座談会だけ。の予定が<つんぼ> の小話を2つ。聴くのは今年2度目。そのたんびに<も う最後や思てます>。やわらかい大阪弁のとぼけた語り で艶っぽさも。噺家をとおして秋の宵を過ごす心地よさ。 &nbs