道頓堀で歌舞伎役者が船乗り込みをする。 ~大阪で生まれた男やけど、大阪のことよお知らん~ やないけど、この道頓堀の船がピンとけえへん。 あの川でいったいどこからどこまで行き来するんやろ? はじめて、大阪城から道頓堀まで船
カテゴリー: セサミ日記
四月一日さん、衣替えですよ
きょう5月6日は<立夏>。 夏といわれて違和感あるけど、 これからちょっとムシムシする季節がきますよ、 ぐらいの挨拶やとおもたら、これも堪忍したろか。 <四月一日>さん わたぬきさん、と読むことは知ってるけど、なんで?
三波春雄の、こんにちは、こんにちは
子どもの日。児童出版の賞が発表されて 益田ミリさんが受賞していた。 彼女のことは、漫画よりも大阪もんのエッセイがこころに沁みた。 このジャンルでは、わかぎえふが抜群におもろい。 お芝居やってるから、大阪弁の心理分析が達者
フーテンの寅は両性具有である
香具師は的屋ともいう。 一山あてて大儲けをもくろんで、大当たり。 当たりの的、というわけ。 天神祭には百は軽くこえる。 宵宮の前日から香具師の若い衆が 威勢良く祭りの準備にかかる光景を 子どものころから飽きずにながめてた
あまりに大阪的な、タパス、ピンチョス
大阪名物、塩昆布。 なんで北海道の昆布が大阪名物や? 秀吉の時代から諸国名物が大阪にあつまって <目利き番頭>が品質を選りわけた。 番頭はんと丁稚どん文化は、いまも残ってます。 てっちり、うどん、お好み焼き。大阪名物なん
立ち呑み屋で近ごろ鬱陶しいもの
和田萬の近くにある辻学園、経営破綻。 新校舎建ててから間ぁないのに。 辻調理師学校とはちがいます。 ちがいますけど、辻静雄さんの奥さんは 辻学園の辻勲さんと兄妹の関係。 和田萬の近くの立ち呑み屋『にこ』へ。 できてほん間
刺青が誕生したんは国芳の武者絵から
曙に刺青は似合わへん。 ハワイでは成人の証しという。 それやったら、南洋サモアの文化を尊重して 曙の肌の色モンは、刺青やのおて、 <タトゥー>と正しくゆうたらなあきません。 日本の刺青文化は、公然と語るのをはばかられる。
散歩すれば足指の形がうきでてくる革サンダル
蔦のからまるレトロビルの『びきゃら』さんが10周年。 46人の作家に<一人膳>をつくってもらった。 そのとなりに、革のお店がある。 たいてい、閉まってる。逃げるいたちを追っかける感覚で 開いてる時間を狙う。 手作りの革サ
花ズッキーニー、花山椒は今しかおません
桜の花が散ると、花鎮めの祭がある。 ことしは、ことに被災にあわれた方々の 魂を鎮める祈りをこめて、花を見送ることになった。 この時期は、食べものがほんのつかのまの おいしい旬をむかえている。 花ズッキーニー。そのまま揚げ
落語のサゲは羞恥心のなせる技
落語のオチ、そんなんでしまいにしたらあかんやろ。 もうちょい、きのきいたワンフレーズできれいに ひっこまれへんか。 鶴瓶は『立ち切れ線香』『らくだ』で大幅なオリジナルにしてる。 志の輔も『三方一両損』なんか今のセンスでフ