高麗橋にある蔦のからまる古い青山ビル。 ここのギャラリー『びきゃら』さんの隣に 手作りの靴の店ができている。 『TWO-FOUNDATION』 いつも閉まってて、ガラス越しにのぞくだけ。 やっときょう初めて中に入った。
カテゴリー: セサミ日記
風信雲書、天より翔臨す
風にひらひら舞って、雲にふわふわ乗って、 空から手紙がとどきました。 空海の『風信帖』の書き出しは、こんな風。 かっこいいですねぇ。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>> ◆「じいちゃんはいつごろしぬのおとうさん」
しのび胡麻豆腐の清汁仕立
懐石の煮物碗で胡麻豆腐がでた。 清汁の蓋をとると、なかには五穀餅がはっている。 箸で割ると、なかから胡麻豆腐がでてきた。 おもしろい趣向。 ときどき椀種に胡麻豆腐はつかわれるが、 ひと工夫があるとおもろい。 >>>>>>
自然は寂しい、しかし人の手が加わると暖かくなる。
入り口がどこでどうなったんか. 『宮本常一が見た日本』から『旅する巨人』。 やっときょうから『忘れられて日本人』を読む。 折口信夫から<まれびと>民俗学。 南方熊楠は澁澤系統からか。 すっぽりと宮本常一は抜けていて、いま
手コキで始まって手コキで終わる
島地勝彦『甘い生活』のセックス談義。 <魚釣りが鮒に始まり鮒で終わるというように、 セックスも手コキに始まって手コキで終わる。 いざいくときは、女に思い切り口で吸ってもらう。 これをバキューム・フェラチオという。 そうす
ぶなしめじと本しめじ
<香りまつたけ、味しめじ> このしめじは、本しめじの方。 いつもいく天満市場では大黒しめじも 最近はよく見かける。 黒門市場の岩手から今朝届いたという みごとなひらたけをもらった。 むかしは、このタイプをしめじと呼んでい
田中浩一の遺作
田中浩一は『玲瓏』の短歌仲間であり、画家であり、 高校教師。80年代にはロック雑誌の編集長も。 8月に個展をしていて、その最終日に急死している。 きょう『玲瓏』77号が届いた。 ・われ死なばまづは眼球えぐり出せ 幻視
麺好きは、麺が長いから好き?
二八の白い蕎麦より、多少短くなっても粗挽きの 黒い蕎麦の方がうまい。 といったら麺好きな人は麺が長いから好きなんで、 結局、たぐってなが~くもちあがる二八に 軍配があがる、という奴に説教された。 ラーメンもスパゲティもな
小川待子の白と黒
小川待子の器は豪快だ。痛快だ。愉快だ。 数年前から白を身近においている。<碗>という。 数日前に黒を入手した。<茶碗>。 粗暴な土塊だが、手にぽったりと収まる。 きまりごとがまずありき、を拒んで、 ただ<碗>とだけ。 そ
大学ゼミ主催の落語会
『ちよだ南光亭』 繁昌亭わだまんの丁稚、李有師さんは、 短大の准教授。おもろいゼミを展開していて 大学生に落語会の企画させている。2回目。 桂吉の丞をはじめてきいた。 元気のいいさわやかな口跡で一番手。 舞台にはりがでる