覗き男が女の部屋に侵入する4夜の物語。壁に滝の絵。 これがケッタイ。電気がつくと滝しぶきの響きも流れる。 テレビかと。荒涼とした街と暮しの展開になんか異様。 閉ざされた欲望男にとって女は過剰な生命力をふりまく。 イエジー
カテゴリー: セサミ日記
鶴瓶 おとといについで連続『らくだ』
6日連続公演の3回を通った。57歳、落語に本格的に 取り組みはじめて7年。壮年充実期に闘う姿勢をさらけ だしているこの時期の鶴瓶を見逃したら損。どうしょう もない酔っぱらいの愛嬌が鶴瓶の天然キャラそのまんま。 鶴瓶 第二
現代アートの田中恒子コレクションが公開されてます
100人以上の作家のものを一度に見られる機会は無い。 現代ゆうたかって15年ぐらいの経過でめまぐるしく変 化してるから、若手のとがったセンスの掴まえる『今』 を比較するとおもろい。児嶋サコのケッサクぬいぐるみ。 田中恒子
鶴瓶の『らくだ』は死んでへんかった
1時間の一人芝居。立て膝ついての酔っぱらいはスケー ルがでかい。ラスト、鶴瓶オリジナルのらくだ復活。屑 屋とだけ絡んで同じサゲにするより、兄貴分、願人坊主、 隠亡の5人からみの酔っぱらいドタバタにしたらどやろ。 笑福亭鶴
本1冊が1分で読める
<スピード学習法>なんてインチキとわかっても、つい。 大した内容はないけど、本質ついてる。2頁を0.5秒 でめくる。アホなと思うが実際この程度はこなさんと。 要は、理解レベルを越えた内容に時間を割く無駄を省く。 &nbs
吸人機、鶴瓶の死闘
談春ら日替わりゲストと6日間連続の落語会は死闘。初 日、志の輔は鶴瓶を人を吸い寄せる吸塵機と、落語家と しても類まれな資質を語る。鶴瓶は私落語の後”愛宕山 のつもりやったけど”と断ってから二席目トリも私落語。 笑福亭鶴瓶
本を読みながらノートを取るな。
立花隆の実践読書術。ノートをとりながら1冊読む間に 5冊の類書を読める。自分の水準にあわない本は読みさ しでもやめろ。付録に<セックスの神秘を探る十冊>。 このあたりは教養のレベルが適合するので、すぐ読もう。 立花隆 佐
能面のなかでも”中将”にひかれるのは
”中将”をじっくりとみた。中年の男面。存在そのもの の哀しみが眉に潜む。能面とは古来、型通りの寸分違わ ぬ顔を打つのではないか?打つ者に魂の陰翳があり、ま た観る者に心の転変がある。今宵、業平と話しがしたい。 増田豊春
気になっていたドローイングは名和晃平
現代美術でストンとはいれば昂奮。わかろうとして言葉 に翻訳し始めたら、さっさと縁のなかった事に。名和晃 平のビーズ作品は縁のない方。ところが近所のギャラリ ーに気になるドローイングがあり、後で名和作品と判明。 (名和晃平
談春 ”宮戸川”も、いきなりはいる
「半七さん?」。いきなりはいる。「おや竹じゃねえか」。 ”ねずみ穴”でもいきなりはいる。ズームアップで導入 を決める。人物がくっきり浮かぶ。談春は演出家意識を 鮮明に打ち出しいつも覚悟の坐った男の色気を発散する。 『第十