地球は水の惑星。 人間は水のはいった皮袋。 水そのものは生物ではないのに、 命をもった存在。 自在に姿をかえて、あらわれてくる。 鏡は世界をうつす。 鏡はわたしをうつす。 鏡はこころをうつす。 鏡は過去をもっている。 鏡
カテゴリー: セサミ日記
河野裕子ブームへの、なんか違うんちゃう
河野裕子が亡くなって1年。 ブームは続いている。 私自身、ここ10年で河野の短歌をおもしろいと 感じ、積極的に評価するようになっていた。 とそれに反比例するように、 文学って、こんな流れになっていいんですか、 というクエ
ポン酢のクリームソースが大好評
好評レシピを。 平凡なクリームソースで、ごく簡単。 それが意外に大好評なので紹介します。 <ポン酢のクリームソース> 1)生クリームを泡立てます。 2)淡口しょうゆ、米酢、レモンか酢橘を絞る これだけなんですよ。 冷蔵庫
駄作サスペンス『フライトプラン』の<実は・・・>
『フライトプラン』。 解せない映画で頭の隅っこの塵がとれません。 ストーリーは強引でがさつ。 それはよくあることで、サスペンスがあればいいんです。 気になるのは、アラブ人への偏見をモロにだしている点。 当然に根拠のない喧
キングオブコントはええ刺激。
『キングオブコント』。 <にしおか中学校校歌>ラブレターズ <右ひじ 左ひじ>2700 2組が新鮮。 お笑いの世界は下剋上がはっきりしているのが すばらしい。 2700が2回目のコントのあと、 「どこがおもろいのか自分で
空海はひとりか?
空海はほんとうにひとりだったんでしょうか? 在原業平はひとりではない、という説はよくいわれる。 さまざまな説話、歌物語の色好みの代表として業平の名前が 使われている。 また、政治戦略として一国をおとす色好み籠落作戦の集団
呑まれこむ。
呑まれこむ。 くたくたと沈み込むようで、この方に実感がある。 ときどき、呑まれこむ。 二日酔いはない。 だから、なんでもない。 膝がいたい。すりむいている。 親指が曲がらない。 その程度だ。当たり前やろ。 一日たってから
秋の食欲は、獣DNAの名残り
食欲の秋。 それはどうして、というお話。 月の輪熊もコブラもこうもりも冬眠します。 それに備えて、秋になると皮下脂肪をためておきます。 その名残り。 人間も獣だったころのDNAが騒いで、 秋になると皮下脂肪をためたくなる
へんな俳句。関根誠子さん。
・梨切つてはづかしいほど静かな家 : 関根誠子 恥ずかしいとおもうことが一緒の人は価値観が同じ。 この句、恥ずかしいほど静か。 秋の夜の澄んだ静けさ、みずみずしさがテーマ。 ふつうなら、しっとり、しみじみといった抒情が漂
野口英世の詩的な激情人生を想う
福岡伸一さんが今度はフェルメールがテーマ。 みずみずしい光がさしこんでくるような福岡さんの 散文詩ともいえる文章から、フェルメールの名前が でると、まさにぴたりともいえる。 しかし、ちょっと物足りない気もする。 どの著作