たまにウィスキーを所望されるお客様がおられます。 その時は、たまたま<バランタイン17年>があって 満足していただいた。 シェリー、泡盛までは常時用意してありますが、 スコッチ派は少ないので、在庫がなく困ってしまう。 常
カテゴリー: セサミ日記
山口牧生の石の彫刻
哲学は驚きにはじまる。 といったのはプラトンだったかアリストテレスか。 山口牧生の石の彫刻をみていると、 沈黙からグロテスクな笑いがこぼれてきた。 石とは無生物だったのか、それもとまどってしまう。 石を撫でまわすことで哲
牡蠣の柚子風呂、帆立の豆豉蒸し
世沙弥のメニュー。 冬に好評な<ごまフォンデュー>をことしは はずしまして、<牡蠣の柚子風呂>。 豆乳茶碗蒸し風ですので、ぐっと冷え込んだ時期には あったまろう気分でスタートです。 <帆立の豆豉蒸し> 蒸したての湯気あつ
かっぱ横丁古本屋さんに閉店のはりがみ
かっぱ横丁の古本屋さん。 ひさしぶりに前とおったら、 入口あたり、 絵画・版画のギャラリー系のお店に 閉店のはりがみ。 まんなかあたりに 素通りするだけで、正面に ご主人の大きなカウンターがみえて その後ろに掛け軸をかけ
十三にはもったいない『ブルームギャラリー』
十三大橋のあたり、淀川の堤防沿いを 散歩したり、自転車で風をかんじるのは気持がいい。 対岸が梅田のビジネス界隈で、高層ビルを川越しに ながめるのは都市生活の絶景といえる。 いつも気になっているギャラリーがある。 冬麗のす
蕎麦は、はかない時をたぐりよせるよすが
新蕎麦やうすきみどりの一番粉 : 神蔵器 蕎麦打ちにとって、新蕎麦がうれしいのは、 淡い緑にうちあがることです。 食べるときに、よくみるとわかりますが、 やはり蕎麦打ち台にひろげたときの ことしの新鮮な自然の実りの色彩が
棟方志功状態でハレーション
ちかめで乱視。老眼はとっくにはいってる。 目がちんば。右が見えへんから、つぶってしもて 左だけで見る癖がついてる。 パソコンが見にくぅなって、 眼鏡をじじむそうにおでこにあげて、 顔面を画面5センチ、棟方志功状態で 作業
享保の瓦を敷いてみる
天満、和田萬の土蔵を改装した。 そのおりにでた屋根瓦を世沙弥の前庭に おいてみた。 瓦は享保年間で焼いたものらしい。 天満宮や大阪歴史博物館の方にみてもらったら、 そう推測されるとのこと。 享保といえば、暴れん坊将軍、吉
浜田英輔の椿寿司
浜田英輔の料理をたべる。 今月の前采のひとつに<椿寿司>。 一口サイズでふたつ。 烏賊で白椿に見たて。 中心にほのかな赤の細工をし、 黄色の蕊を演出。 もうひとつは、小鯛の握りを上下椿の葉で はさみこみ、紅白の水引をかけ
いつアート?いつ俳句?
アートとはなにか? という質問はもうなりたたない。 いつアートか? 便器を<泉>としたデュシャンは1917年だから 100年たってます。 人工廃材であろうが、電子機器の配線であろうが、 美学の視線でみればアートになる。