京都は魔界。何をして食うているのかよおわからん友が多い。 書の知り合いが経営してるという『瓢樹』で一杯。 日本画家・今尾景年の邸宅を開放したしつらえで、 玄関から個室の生け花が風雅。 掲げてある書も堂々。「随處楽」 茶室
砂賀俊一さんの杉のベンチ
みやこめっせで、木工芸同好会『一木一優』。 メンバーが句会仲間だったので、去年から見に来ている。 木のぬくもりに囲まれた暮らしはあこがれだが、 なんちゅうても木のコストが高い、漆に手間がかかる、で 作品の価格も超高値とな
刺身は味噌で食べろ
醤油のほかに小皿にのっているのは<あわせ味噌>。 白身の魚をこの味噌で食べるとうまい。 麹味噌で白味噌の甘さと隠し味に辛みがしのばせてある。 韓国料理で刺身はサムジャンという味噌をつけて食べる。 ここでも発酵食品のすばら
漆器のようでうるしでない山田晶
個展の案内葉書をみて判断する。 朱漆の造形にみえる。この手のタイプは スタイリッシュでいい、といえるし、 それがあかんとも思う。 いまはやりのカフェで女性にうけるという深みに 欠けるとみればマイナス。 神聖な祭具とみれば
「あんぺい」はきのうで製造終了。
大寅にいったら、無い。 店頭のおばちゃんが 「すんません、販売中止ですねん」 「えっ、うそぉ~~。せやかて昨日買おたもん」 「せやん、きのうで終わり。ごめんなぁ」 「あんぺい」は大阪の夏だけのもの。 鱧のすり身をつなぎな
9月22日 中秋の名月
十五夜。 唐招提寺では観月讃仏会。 住吉大社でも観月祭が幽玄、とメル友より。 ことしは残念ながら地元を動けず、 自宅から月を仰ぐ。 想い出深い月は、スーダン。青ナイル河上流。 朝方の天心にまんまるの月。 鑑真も空海もアイ
瀬戸ジャイアンツとゴマレシピ
マスカットの新品種。 以前にハート型のを入手。 きょうは手みやげにもらった。 皮ごとたべられるのがいい。 秋の果実、いちじく、柿とならんで 葡萄はゴマとの相性がいい。 ①肉をソティするとき、葡萄をのせて焼き、 仕上げ
武庫川女子大関西文化研究センター
関西食文化を学術面で研究するフォーラムがあります。 <食の伝承>をメインテーマにすえての考察なので、 なんやかやおもろい。 以前に<市場の役割>のテーマで錦市場で会合。 そのときに天満の老舗の資格で参加させて もらったの
談春の<居残り佐平次>
今、この噺をきくなら談春しかない。そう思ってた。 始まって佐平次だとわかって興奮した。 憎めない愛嬌。気風の良さ。それに加えて居直りのドス。 どれをとっても、談春が旬。 その上で、2点。 ①客が鉄砲撃つまね。倒れてヨイシ
2チャンネルの<名無し>
匿名批評は丸腰の相手を撃つ西部劇の悪人以下、といったのは 誰だったか。 内田樹は『街場のメディア論』で<名無し>発言で深いとこ ついてる。 ~標的にされた人を傷つけるだけではなく、名無し発信者自身を損なう。 その人は「私