<お好みそば三昧>で3種類の蕎麦がえらべる。 やまかけ・にしん・鴨汁 おおかたのにしんの煮付けは甘辛く、その濃さが また蕎麦とあうんやけど、ここのにしんは下卑た ところがなく、風雅。さすが『かが万』系列。 もう一点、鴨
<ダッチワイフ>の似せ方
『日本人だけが知らない 日本人のうわさ』にある <不気味の谷>現象という心理の解説がおもろい。 人形でもロボットでもあまりに人間に似すぎると、 かわいらしいという思いが消え、怖いと感じるようになる。 そのために<不気味の
胡麻豆腐の宝石盛り
胡麻豆腐はあえかなようで奥深くたどれば濃厚なうまみの ある調理法。風味は滋味、見た目は地味。ややくすんでる。 そこで、うわぁ、歓声があがるような盛り付けを。 メインの風味は胡麻であるから、トッピングはあくまで ひきたて役
利き臼そば、すごい発想
『いしたに』には素材の異なる4つの石臼。 石の肌によって、挽き具合がちがってくる。 蕎麦の産地の違いや、配合の違いで2種類そろえて 蕎麦の味比べをたのしむ店はあるが、石臼によって 食べ比べをする趣向である。 蕎麦は挽き方
「恋の極意は忍ぶこと」
恋の至極は忍恋と見立て候。 逢ひてからは恋のたけが低し、 一生忍んで思ひ死する事こそ 恋の本意なれ。 40年前に読んだ三島由紀夫『葉隠入門』は きれいに忘れてる。 漫画で『武士道とは死ぬことと見つけたり』を読む。 しかし
へうげもの~古田織部伝
漫画は11巻、もちろん愛読。 こちらは、40年前の桑田忠親氏のよる 実証主義に徹した研究評伝。 千利休が秀吉によって切腹を命じられたのは有名 であるが、織部も家康によって切腹させられている。 織部がイビツなもの、異端の美
『木田』の椅子に坐って蕎麦たぐる
蕎麦屋のしつらえはおおいに味に影響する。 並木の藪や神田の藪のような老舗の風格は 関西ではないものねだり。 かねがね『なにわ翁』の抑制のきいたしつらえは どうだ、の嫌みもなく感心している。 豊中『木田』。まだ新しい蕎麦屋
<レッツーゴーごまやん> ヒットのきざし
ごまごまごまごまごま食べよ~ げ~んき(元気)いっぱいゴマパワーの <ごまやんの歌>がCD化されました。 歌ってるのはアノ近江住宅のパンチみつおさんです。 ごまフェチの一部おじさんバンドや 八尾の辺境カラオケスナックで夏
姉は血を吐く、妹は火吐く、
西條八十の「トミノの地獄」という詩を紹介しているのは、 久世光彦の『あそびせんとや生れけむ』。 それでおもいだしたが、久世さんの一番初期の『怖い絵』に <姉は血を吐く、妹は火吐く>というタイトルがあった。 全く情報ゼロだ
あざらしが我が家にやってきた
癒し系ロボットのあざらし。 今から4年ほど前にニュースで紹介された。 <ゴマアザラシ>をモデルにしているというので、 ゴマ屋の看板にしようと早速問い合わせした。 ところが、まだ開発したばっかりなので、注文が殺到で いつの