道元『典座教訓』。わかりやすい食事係の心得。光雲寺 で禅体験をした時、昼食は<ずりだしうどん>。大盥に 大量のうどん、それを豪快に音をたて食いまくる。無の 状態で呑み込む音だけが驟雨のごとく、シュールな時間。 道元禅師
ロマンポルノはるかに遠く
『色情めす市場』のタイトルで芹明香より田中登監督の 顔を思い出す。宣伝部のデスクにきて、ラーメン食うお 金もないよ。細い目が笑ってた。現場はいつも熱かった。 あの頃日活撮影所で吸った空気はとおに吐き終わったが。 『ロマン
絶景の会長室のいぼむしり/山口奉子
角川春樹主宰『河』。魔王に魅せられて会員の作風変貌 する様は塚本邦雄『玲瓏』に酷似。ユーモア資質の山口 奉子。「花冷の舌で虫歯を探しけり」「にんげんをやめ てプールを折り返す」。休暇4日目、カリスマ春樹1冊。 『叛逆の十
「下手であること」のエネルギーと愉快さ
食句塾10年。指導添削はできない。ただ司会に徹する だけだが実践書があれば参考に。辻桃子さん、才能あふ れる人なら俳句なんかやめて別な表現選んだ方がいい、 言うて気持ちええ。休暇3日目、俳句作法の書をひらき。 『童子吟社
「チョンガーは冬の季語です」
野坂さん、久しぶりの本は歌仙。脳梗塞で倒れて脳トレ 中。芭蕉さんや丸谷さんのお手本歌仙よりこっちの方が <ほな1回やってみよか>となる。暑なって脳細胞腐っ とるお盆2日目、俳句の本1冊で歯目魔羅衰え防止対策。 『ひとり連
”Brevity is the soul of wit”
『ハムレット』にあるせりふ”短いということがウィッ トの精神”。俳句はウィット。時間的にいいかえれば速 さ。「三時間かかって短いものを書いたって、それは長 いのと同じ」。お盆休み1日目、俳句の本2冊すずしく。 『俳句とは
地サイダー五臓六腑をてなずける/案山子
夏盛り食句塾。松葉サイダーはじめ各地でひっそりとサ イダーは作り続けられている。「皆既食麺の凹みに割る 卵」玉庵。テントでチキンラーメン、卵が太陽にみえる。 席題からトップ賞「命火のドットつながる大文字」磯菜。 (食句塾
<性器>ではなく<性欲>を表現する言葉をさがして
<ごま若葉>成分に関して大学研究室から貴重な成果が 得られた。精力効果をもつ成分である。学会発表後の営 業展開でどのような製品ネーミングがいいか。男性機能 維持の話題はモロ下卑てまう。うん、せやからおもろい。 荒川洋治『
村上隆のフィギュアが16億円する背景は
奇々怪々のアート業界を分析。?文化的により複雑なも のへの欲求?ユーチューブ化進行により目で楽しむ知的 娯楽の拡大?アートは国境を越える。言語文化に真似で きない共通関心事になりうる。ぶっちゃけ贅沢品価値も。 『現代アー
顔面にどどんと開く大花火
淀川花火。世沙弥から仰げば真正面で花開く。打ち上げ の衝撃音が下腹部に響き、しゅるしゅる躰を突き上げ、 眉間で弾ける興奮。闇に無数の色玉が飛び交い、しだれ、 まなうらに眩い余韻を残し、すがればもう元の暗闇だけ。 (なにわ