『工芸未来派』展ー金沢21世紀美術館。 漆、陶芸などの工芸が日本文化の固有性に いつまでもとらわれている。 現代美術がコンセプトや文脈重視であって、 技術習得の鍛錬や一生一つの素材を追及することは どうでもええ、という傾
大阪人はミックスジュース好き
「関西を考える会」。 似たような会合はいくつかあるが、 これは明治安田生命の文化事業で 年1回テーマをかえて小冊子をだしている。 2012年は『関西うまいもんばなし』。 大阪事務所までいけば無料でくれます。 大阪編: 紅
『堂島精肉店』うまい、はやい、やすい!!
「北新地で肉でも喰おか」 ぎくっ。 すぐに思い浮かんだのは『牛寶』さん。 カウンターでたべる牛のホルモンは 獣の野性味をこれでもかとみせながら、 調理する人間の知恵と洗練を見事に演出してくれる。 とはいえ、高い。 これは
襲われんでよかったぁ
ちょっと所要があって地方都市の ビジネスホテルに泊まった。 翌朝、チェックアウトするのに 部屋の鍵をさがしたがみつからない。 いくらさがしてもない。 あきらめてフロントで説明しようと 部屋をでたら、 ええっ!!! 鍵がぶ
【タイム食句】 6・11~6・15
06/15 アパートの隣は越して漬物石ひとつ残しぬたたみの上に : 小池光 ~~石の下手配書がありもしかして 06/14 割られたい線があります、と西瓜
臓器移植と寿命と未来について
臓器移植。 肝臓移植で生き続けている知人がいる。 6歳児以下脳死判定で臓器移植のニュース。 この分野は神の領域。 であると同時に年単位で外部意識がかわっていく。 『わたしを離さないで』 <1952年に画期的な医療方法が開
水を三枚卸しすることのアクチュアリティは?
食句塾。 ・水もまた三枚卸し料理長 : 磯菜 >>おもしろい発想かなぁ? アクチュアリティの実感不足。 ・白黒の写真に母の紺単衣 : 案山子 >>モノクロ映画でも、赤がうかんできたり。 母のすきっとした人生までみえてきま
月亭可朝、復活の日を
ユリイカの<立川談志>特集。 談志はまぁおいといて、おもしろいのは 月亭可朝のロングインタビュー。 江戸の風をふかせる談志に対抗できるのは? 松鶴、枝雀。そのまえで寛美さんぐらいか。 米朝の存在を無視できないが、上澄み層
平井智さんのマジョルカ焼に盛りつける
・定住の家をもたねば朝に夜に シシリイの薔薇マジョルカの花 : 斉藤史 地中海に浮かぶマジョルカ島。 年上のジョルジュ・サンドに連れられて ショパンがこの島にきて、 プレリュード『雨だれ』を ピアノから誕生させた。 マジ
【タイム食句】 6・6~6・10
06/10 青蛙来るな千匹ゐても食へぬ : 今小路小百合 ~~から揚げならば女子会好み 06/09 うまそうな食事の匂いをつくる人はやはり男の五