<女芸人キャバレーナイト>にまたまたいってきました。 7月に誘われた友人とは全く別ルートから、おもろいらしいで。 ミナミの御園座2Fから本拠地がキタにお引っ越し。 内海英華は、女道楽師。 三味線もっての漫談です。 これが
三宅勇介、現代短歌評論賞受賞
<機会詩としての短歌の可能性> 今年の現代短歌評論賞のテーマです。 受賞したのは三宅勇介。 『抑圧され、記号化された自然』 このテーマは、東日本震災と原発の3.11後、 あらゆるジャンルの芸術家につきつけられた設問でもあ
【タイム食句】 09・16~09・20
09/20 原爆も種無し葡萄も人の智慧 : 石塚友二 ~~不妊夫婦に五つ子産まれ 09/19 斜に折りしましろき紙の上に載る日本
石川九楊の書の謎解き
石川九楊。 書家として、たくさんの本も上梓されています。 単に、書のジャンルに限定しないで、 現代の日本を代表する思想家といえるでしょう。 文化にたいして根源的です。 姿勢がラディカルです。 そんなわけで、前前から九楊さ
利行のリズムとフォルム
~~利行のタッチは ひょろひょろしてるようでひょろひょろでなく、 へなへなのようでへなへなでなく、 形はでたらめのようででたらめでなく、 利行独得の澄んだリズムを持ち、 妖しく美しいフォルムになっている。~~ 洲之内徹さ
蕎麦は冷蔵熟成にかぎる
西天満『なにわ翁』で冷し鮎そば。 四天王寺『はやうち』で田舎のもりそば。 京都の方と蕎麦談義。 びっくり。365日毎日蕎麦だとおっしゃる。 もちろんあちこちの蕎麦屋さんでたぐるわけですが、 そのほかに日常として近所の某名
萩はたくましい
萩が秋のはじめの風に揺れている。 うす赤い小さな花が触れるかとおもうと、はらはらと。 可憐。はかなげ。 しかし、この春から世沙弥の玄関前に植えてみたら、 なかなか逞しい。暑くなりはじめると一気に勢いをまして おおきな群れ
【タイム食句】 09・11~09・15
09/15 手もてカレー食ひしを語る吾に寿司もさうぢやないかと言ふ人のあり : 惟任将彦 ~~都市の底悲しき熱帯ひたひたと 09/14 秋の風豆腐四角き味したり
ドゥニ・ヴィルヌーヴの『灼熱の魂』
『灼熱の魂』。 監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。 12分の短編『華麗なる晩餐』で しびれてしまったケベックの若い映画作家。 この作品を観る機会をずっと待ち焦がれていました。 人間の本能に興味をしぼっています。 今回は、憎悪
うなぎ、<絶滅危惧種>指定
うなぎの高騰がつづいている。 きょう13日には、<絶滅危惧種>に晴れて認定されたようです。 「最後の晩餐は?」 「辛口の酒を口にふくんで、 山葵を鮫皮でおろしながら待って食う鰻の白焼」 こう答える用意をしているわたくしめ