能『景清』。 シエスタの習慣、体内時計がお昼のは1時間オネムに なる。それに無呼吸症候群。落語、映画もキツイ。 ましてや、オペラと能は。 観る前から防衛線のはりあい。 「寝てしまうのは気持がええから、それは演者がええから
『ホワイト・アルバム』のリチャード・ハミルトンの鎮魂を
ブリジッド・フォンテーヌからはじめて、 デザートあたりで、ちあきなおみ。 世沙弥ではお客様にあわせて音楽を かけている。 お酒もはいってくつろぐとき、山口百恵もうけるが 60歳代でボサノヴァファンも多い。 意外に最後まで
先斗町のびっくり仰天安い店
食句塾のメンバー、翠胡・一計コンビが 40年来通っている京都の洋食屋さんへ。 もちろん、オーナーは息子さんに代替わり。 息子さんだって、けっこうなお歳です。 正面にバーカウンター。時代をくぐりぬけた風格。 テーブル席も4
虫籠のなかに柿釜を
ぶらぶらしていたら、虫籠をみつけた。 料理をだすときに、秋らしい雰囲気がでる。 <駿河竹千筋細工> 竹細工なら全国あるので、虫籠くらいどこにでも ありそうですが、これは駿河の伝統芸能ということです。 虫籠は床の間のインテ
狂言『縄綯』は高田純次的キャラ
金剛能楽堂へ。 狂言『縄綯』 ギャンブルのかたに奴隷で売られたのに、 のーてんきでちゃらんぽらん、テキトー。 あきれて、元にもどされても、 相変わらずその売られた先での悪口を 作業しながらしゃべってる、という いたって高
・へちま風そこをゆくのは世之介か : 鯛蔵
食句塾、秋の吟行。伊丹へ。 柿衛文庫で西鶴の 『上方が生んだことばの魔術師』を やっているので、いいタイミングです。 ・柿衛の柿渋とみて後退る : 三甫 西鶴さんに興味をもっても、古文書の類や 掛け軸の読めない書をありが
シュヴァンクマイエルのレア版画2点
シュヴァンクマイエル 展覧会が京都文化博物館はじめ、 大阪京都でいくつものギャラリーで一斉に 開催されている。 何者でしょう? 映画、オブジェ、絵画、版画。 1934年チェコ生まれ、第三世代の シュルレアリストと紹介され
阿弖流爲は勇猛果敢な指導者
空海の本を読んでいたら、 記憶のどこかにこぼれていた ケッタイな名前がでてきた。 阿弖流爲。 あてるい、とよむ。 800年ごろの蝦夷の地の軍事指導者の名前です。 坂上田村麻呂がやっつけた相手、これがわかりやすい。 ところ
アフリカの日本大使館事情
かってアフリカ某国の日本大使館で料理長を していたシェフに時々レシピを教わってます。 海添いの国なので、魚は豊富。 鯛のそっくりさんんで<鯛そうめん>。 大使の一番のお気に入りで、パーティの定番。 だけど現地の鯛は安いの
歌垣はロックンロール
道鏡には興味ある。 女帝を籠楽して天皇にまでなろうとした怪僧。 イメージばかりで、はたして日本史が大きく屈曲するほどでも なかった。和気清麻呂の神託も有名なエピソードで、空海とも 交差してくる。 八尾にある『由義神社』が