球体関節人形のハンス・ベルメールを日本に初めて 紹介したのは、澁澤龍彦。 70年代、サゾ・マゾに興奮するのも、みんなみんな アノ澁澤の秘密の匂いから。 四谷シモンはじめ、ベルメールの影響をみるアーティストは 多かったが、
泡盛『翠古』に酔う炎帝
焼酎は夏の季語。 昔はお湯割りのイメージがあったので、 冬の季語でもよさそうなもんやけど。 江戸時代の『和漢三才図絵』には、 暑気はらいの飲み物の扱い。 産地が南国なので、暑い夏で、まあいいでしょう。 泡盛と焼酎の違いは
いい夢だけを見る方法をみつけました
宇宙遊泳の順番が近づいたので、 準備運動の訓練センターにいくことになった。 そんな夢をみた。 夜中なにか不穏な水音がするので、家の中を調べてたら トイレから黒い水があふれてきた。 それも夢だった。 しばらく真上をみながら
アイヌ語には縄文語が残っている
縄文から弥生という流れ。 進化の過程というより、異質文化の闘いがあった? 縄文語が残ってるのはアイヌ語らしい。 鳥は先祖の霊。 朝、鳥がきてチュンチュンするのは、成仏してないからや と判断して、さらに手厚く祀るそうです。
焼くや藻塩の身も焦がれつつ
ニースからの旅行土産に<カマルグ>の塩をもらった。 ゲランドはブルターニュやけど、こっちは地中海側。 軽いし、かさばれへんし、おまけに塩の産地から 自分らの旅行のネタにもなるし。 胡麻出張でボリビアにいったことをおもいだ
血管の中を虹が走った
簡単な手術で入院。 半身麻酔。 8:30 左腕に2本。 9:00 右腕に3本。 初めの2本目で、血管にダイヤモンドの粉が 流れ込んだ感覚があった。 血管に虹が走った。 そこまでで、あとは術中の記憶無し。 吉行淳之介の小説
開高健「二十歳の元気な男の血が欲しい」
西鶴、34歳。 自分でブームをつくった大矢数そのものを 自分の手で終わらさんがために 住吉さんで24時間で23,500句を詠んだ。 3.6秒に1句。タイソンかクレーか、ヘビー級の 格闘技、汗みどろ闘い、きちがい沙汰。 好
胡麻料理を<利休仕立て>といいます
北野勝彦の白備前は一個の徳利にも 窯変辞典のテキストになるくらい、 さまざまな表情があらわれて、見事。 胡麻、牡丹餅、焦げ。 専門用語だけならべると、食いもんの話みたい。 牡丹餅は焼くときに円く土を重ねておくと その部分
ちょとよっていきぃ~~な、と鳴く鳥は?
小学校の頃からCM1回みただけですぐ ピアノで弾けた、というミュージシャンをほめたら、 あほやなぁ、そんなん楽器やってたら誰でもできんねん、 あんたが音痴なだけや。 津波の音も、原発の爆発もすぐ音符にできる才能を <絶対
6月はわさびを漬けてうふふふのふ
漬物を最近自分で漬けています。 現在進行形では3種類。 糠漬けと塩麹とわさび漬。 わさび漬けは意外に漬物屋に売っていない。 スーパーにはなんか気味悪いものしかない。 デパートでは田丸屋本店。 もちろんうまい。かならず金印