創作料理　世沙弥

タイトルの付け方が勉強になるなぁ。新幹線に乗るとき とか、つい買って降りるときには捨てていくにはピッタ リ感がある。きのうまで、銀行ってお年玉預けに行くと こと思っていた経済低能レベルなので参考になりました。 （本の編集

食句塾の兼題は＜大蒜＞。「大蒜や共犯の美味目交ぜす る」「蒜酒針千本の嘘醸す」「にんにくやサド侯爵の指 で剥く」など悪のイメージの句が続出。そのせいか最終 は「看護婦の鶯餅を小走りに」の淡いスケッチが食句賞。 （食句塾）

こそばかゆ〜い。医者の診断は＜蕎麦アレルギー＞。シ ョック。そういえば勇名を馳せた『なかじん』が蕎麦ア レルギーで閉店。わしもやっとなかじんクラスになれた。 隠してたら、親しい蕎麦屋のご主人もアレルギーと告白。 （なかじ

アノ『深夜特急』の回顧版制作ノート『旅する力』。そ の歳でしかできない旅がそれぞれにある。そして誰にで も＜一世一代＞の旅がある。期間の長さや距離の遠さに 関係なく、もう二度とはできない取り返しのつかない旅。 『旅する力

ちょっとしたご縁があって『創庵』に。いがぐり君のよ うに真っ直ぐなご主人。なにわ伝統野菜と旬の魚が料理 のメイン。金ごまだれのあしらいもうれしい。”旬膳甜 酒”がお店のウリ。繰り出される酒がことごとくうまい。 『旬膳甜酒

スウェイの８つの法則。ブレるブレない。具体的でおも ろい。＜報酬の可能性をちらつかされると、かえってモ チベーションが下がる＞。意外。これはなかなか複雑な 心理学で、快楽中枢と博愛中枢の相反と必要燃料の問題。 （本）ht

夜明けが早くなった。ほの暗いところから淡い花が浮か び上がってくる。お向かいの家のゆすらはどこよりも早 く花をつける。出勤途中の十三公園はこぶし並木。一斉 に真っ白な小鳥が群れるように蕾がふくらむ。春の手品。 （ゆすら）

清原の手のひらをみたくて『男道』を買う。投手から打 者に届くまでが０．４４秒。バッターボックス上通過は ０．０４秒。ジャストミートの点に球が浮かんでいる時 間はさらにその１００分の１。命中は一瞬より短い刹那。 『男道』h

５８年前に魔王・塚本邦雄が爆弾を投げた歌集である。 跋にある若い誇りに満ちた誓いが潔い。「ダマスクス生 れの火夫がひと夜ねてかへる港の百合科植物」。師であ る塚本との個人的に想い出深い一首もここに潜んでいる。 『水葬物語

パウダー状の塩は宮古島の自然塩。売り文句はミネラル 含有数世界一のギネス認定。一番のオドロキはこのふわ っとしたパウダー感。ケーキのパウダーシュガーのよう に盛り蕎麦にパウダーソルト。新メニューは＜雪蕎麦＞。 （雪塩）h