雀三郎さんの噺。 マクラはたわいもない。 もっと毒を吐きそうで、どこかで粋(すい)な てらいがあるんやろ。どこかシャイ。 いきなり派手なお囃しがはいって、 夕涼み難波橋上でのにぎわい。 上方落語が江戸落語より うかれ気分
カテゴリー: セサミ日記
よれよれ浴衣では入場禁止か
・旅客機閉す秋風のアラブ服が最後 ・孔子一行衣服で赭い梨を拭き ・寒晴やあはれ舞妓の背の高き 飯島晴子の俳句です。 民族衣装が眼にうかびます。 まさに<様々な衣装>。 セネガルの日本大使館に勤めていた友人と 飲んでいると
宇宙とは、紀元前の思想だったんですね。
宇宙。 宙は、そら。 ひろい空間のイメージがある。 宇が空間。 宙が時間。 そんな説明をはじめて聞いた。 往古復今、これを宙といい、 四方上下、これを宇という。 『淮南子』にかかれている。 この際だから、ついでに調べてみ
ぼうふらを食うめだかを放つ
れんこんをうえたのは4月末。 2か月がたった。 ほったらかし。 大きな葉っぱ。 露が丸まってころがる。 近くに寄ると、蚊にかまれる。 ぼうふら。 へえっ、ぼうふら。 感心していたが、なんだか 電信柱状態にこまかい虫がとび
電車のホームで声かけられて
京都にでかける。 いつもはJRか阪急。 きょうの目的地は<みやこメッセ>なんで 京阪。 乗り換えの京橋で特急待ちホームにぼぉ~と立ってたら、 「ええべべ着てはりますなぁ」 すんません。きたないホームレスファッション。 T
大阪人はミックスジュース好き
「関西を考える会」。 似たような会合はいくつかあるが、 これは明治安田生命の文化事業で 年1回テーマをかえて小冊子をだしている。 2012年は『関西うまいもんばなし』。 大阪事務所までいけば無料でくれます。 大阪編: 紅
襲われんでよかったぁ
ちょっと所要があって地方都市の ビジネスホテルに泊まった。 翌朝、チェックアウトするのに 部屋の鍵をさがしたがみつからない。 いくらさがしてもない。 あきらめてフロントで説明しようと 部屋をでたら、 ええっ!!! 鍵がぶ
臓器移植と寿命と未来について
臓器移植。 肝臓移植で生き続けている知人がいる。 6歳児以下脳死判定で臓器移植のニュース。 この分野は神の領域。 であると同時に年単位で外部意識がかわっていく。 『わたしを離さないで』 <1952年に画期的な医療方法が開
月亭可朝、復活の日を
ユリイカの<立川談志>特集。 談志はまぁおいといて、おもしろいのは 月亭可朝のロングインタビュー。 江戸の風をふかせる談志に対抗できるのは? 松鶴、枝雀。そのまえで寛美さんぐらいか。 米朝の存在を無視できないが、上澄み層
サルタヒコ、サロメ、猿女
神話。 ギリシアの総代なロマンにこころ騒ぐ。 また日本の神々の物語は遺伝子をさわがせる作用が あるにちがいない。 アマテラスは新しい太陽神。 サルタヒコは土着の古い太陽神。 天の岩戸でストリップを舞い、この新旧太陽神の