10・20 厨子王の姉の安寿のかなしみをぎんなんあぶる香にぞ思ひし : 高野公彦 ~~いちょう大樹忍び音もらす翡翠の実 10・19 月夜、あるだけの米をとぐ : 山頭火 ~~
カテゴリー: セサミ日記
響き合う仕掛け。空間。
響き合う仕掛け。 空間、場。 利休は唐物から朝鮮の雑器に眼をつけた。 野の竹を切ってきた。 広間から狭い茶室へ。 モノとモノがおのずから響き合ってくる。 そのおののきを感じとる空間をしつらえたのです。 時間の尺度がのびち
まぐろのボッタルガ
からすみはうまい、が高い。 割烹の御主人で、この時期自分でつくるという方は ちょくちょくおられますね。 先日、黒門市場をのぞいたときに、店頭にずらり からすみの宝塚大劇場陳列には、昂奮しました。 知りあいのかたが、 今度
ざくろが爆ぜる
ざくろをもらう。 甥っ子がトルコからきのう持ち帰ってきたおみやげ。 10年ほど前には毎年トルコに通っていた。 季節は10月。 地中海沿岸にゴマの実が熟るとき。 それは、ざくろの爆ぜる季でもありました。 真っ赤なざくろジュ
『ええから加減』の田村孝裕
『ええから加減』の舞台。 藤山直美と高畑淳子の 漫才コンビの芸道もの。 大阪の漫才は半分はおきゃくさんが つくって育ててくれたもんや。 そのとおりに客席がふいて、わいて、うねって もりあがってくる、こんころもち爽快のええ
【タイム食句】 10・11~10・15
10・15 襲名は熟柿のごとく団十郎 : 筑紫磐井 ~~まねきの板の裏返されて 10・14 みっしりと林檎をつけし宇宙樹の香にさそわれて昇りゆくなり : 松川洋子 ~~のどぼと
小鳥のふりして、肉食獰猛。
鳥がうるさい。 かんだかい。 季語に<渡り鳥>があります。 <小鳥>というのも、秋の季語です。 方向オンチ、花オンチ、鳥オンチですから、 小鳥なんて年中おるやん、それが最近になって やっと実感するようになりました。 キィ
庖丁買いに、尚台h
包丁を買いにいく。 デパートでもたまたま通りかかった刃物売り場で ゾクっと後ろ首をわしづかみにされたように立ち止まる ことがあります。 原初、獣を切り刻んだ記憶の断片が DNAに残されているのでしょうか。 天神橋なら、国
・よおしゅんだだいこのてっぺに溶き辛子 : 大象
食句塾 兼題 : 辛子 ・その時は土下座も辞さず唐辛子 : 主水 流行りの土下座が気にくわぬ。 その時が、どんな時やねん。 土下座と唐辛子がピンとこない。 土下座は相手から強要されてするものではない。 とか、なんとか、欠
『ゆれる』 監督・西川美和
『ゆれる』 2006年公開の映画をやっと観ました。 監督の西川美和をみいだしたのは是枝裕和。 彼女の第一作『蛇イチゴ』から制作もひきうけている。 是枝のことは別の機会にして、西川美和。 脚本・監督ということで、彼女のオリ