世沙弥の1月は 『田中敦子』特集。 ことしの2月から、 グッゲンハイム美術館で 『具体展』。 去年は、都現代美術館で 『田中敦子展』。 たまたま縁があって、明日香のアトリエを訪ねたこともありました。 たまたまのそんなきっ
カテゴリー: アート周辺
2012<美術><工芸>
2012年 <美術> 1) 世沙弥コレクション 充実 2) 六甲ミーツアート (9月) 3) 土偶展 : ミホミュージアム (12月) 4) 会田誠 : 天才でごめんなさい! 森美術館 (12月) 5) ヴァンジ彫刻庭園
上原浩子は憑依された巫女だ
首まわりの大きさがグラスの蓋にぴったり。 でもこれじゃよっぽど長いコップでないとあかんので 垂れてるパート短いのんつくってね。 「お水ちょうだい」 「はい、どうぞ」 上原浩子の個展『鼓動』 テヅカヤマギャラリー。 ベルメ
ミホミュージアム『土偶展』と舟越桂
ミホミュージアム『土偶展』 土偶、はにわ、縄文土器。 もうさんざん見てきました、とタカをくくっていたら、 おもしろいおもしろい。 ライブ感。 BC3000年から今の2000年まで、 ざっと5000年アートの世界は響きあっ
会田誠は平成の『堕落論』
会田誠は、ひょっとすると坂口安吾なのだ。 「会田誠展:天才でごめんなさい」は『堕落論』 ではないか、というおもいにかられました。 いままで、断片的、といういい方はあわないけれど、 いくつかの作品はみてきています。 それが
松本竣介をみて、松翁で蕎麦
松本竣介『並木道』。 現物をみた。 すると洲之内徹さんの『気まぐれ美術館』の <松本竣介の風景>が頭にちらついた。 画面の現場をつきとめるエピソードで、 <並木道>のニコライ堂周辺の地図まで書いてあった。 そうそう、神田
『美術にぶるっ!』は前衛の遺伝子たっぷり
足立元の『前衛の遺伝子』は、 読み応えのある日本の美術史です。 <アナキズムから戦後美術へ>のサブタイトルのとおり、 乱暴にいえば、反主流派の抵抗勢力の系譜です。 教科書的ではない。おだやかな教養本ではありません。 国立
三原研の炻器、聖性と呪性
三原研さんの作品展。 聖性と呪術性。 醸し出される古層の気の気配に ぞわっぞわ。 兵庫陶芸美術館の企画です。 近くの楽雅臣さんのアトリエにお邪魔した帰りに 連れて行ってもらいました。 以前の企画<学芸員のまなざし>のとき
世沙弥のテラスに<風の彫刻>
「淀川からの風はさわやかですか?」 新宮晋先生、空の映り具合の調整中。 <風のムーブメント>が完成。 世沙弥のテラスで川風が戯れています。
植松圭二さんの<螺旋>から
<らせん> らせんは永遠の動き。 その渦巻くかたちがうみだす 時間と空間の宇宙の法則をテーマにして語るのは 彫刻家の植松圭二さん。 スミッソンのアースワーク作品、 ソルトレイク湖の巨大ならせん形状の突堤。 まさに宇宙との