兵庫陶芸美術館<Curators Collection> 先日、<ギャラリー白>でマルテル坂本牧子さんの トークイベントに遭遇。 彼女の企画でおもろい展示 <学芸員のまなざし>をしてるというので 炎天下、丹波まで。意外に
カテゴリー: アート周辺
黒田征太郎展、西天満の番画廊で
黒田征太郎さん『73回目の夏の自由画のこと』 西天満の番画廊さんにのぞきにいく。 赤瀬川原平、嵐山光三郎ら不良老人の老人力アピールに対して、 青っぽさをむんむんにむきだしてるとこが大阪的。 今回の個展の挨拶はかっこええん
しりあがり寿の小便小僧
しりあがり寿さんのアノすっとぼけた踊り。 <ならべうた>シリーズというらしい。 京阪の難波橋駅にあるアートスペースで エンドレスでやってた時期がありました。 お気に入りは「徳川15代将軍」。 新作の「アフリカ諸国」もみご
おすすめ:大谷美術館のおもろい企画、
西宮 大谷記念美術館。 【対話する美術ー前衛の関西】 でっかい展示空間。 <対話する美術> 右隅に藤本由紀夫の角砂糖、左隅に山口牧生の黒御影。 カサコソ、コソカサ。右から角砂糖の毀れる音。 鋭敏になった耳で会場のまわりの
がらわるうてもええから、がらがらはあかん
東京では国立新美術館で 「具体-ニッポンの前衛 18年の軌跡」展がはじまる。 大阪は中之島デザインミュージアムで 『日本現代美術の巨匠たち』 (1960年代~70年代を中心に) <具体><モノ派>の世界に通用している超一
篠崎裕美子と杉本ひとみに注目
『生まれたのかたち展』 「アート解放区」は6人の若手作家をあつめています。 陶芸のふたり、とてもいきのいい女性。 土とあそんで、格闘して、自分をぶつけて、 命をうみだしてゆく。 女性、ていうより女の子が命あるものを うみ
漂流する『日本伝統工芸展』
『日本伝統工芸展』。 毎年恒例、とはいえ関西の百貨店の会場は、 三越からそごう、大丸、イセタンと毎年漂流しているような、 印象がうすいだけなんか、 実体も重みをなくしているせいでしょうか。 先日の21世紀美術館の『工芸未
しりあがり寿は阿部完市である
・ふたごいる白い模様をいっぱいもち ・ローソクもつてみんなはなれてゆきむほん ・木にのぼりあざやかあざやかアフリカなど この世界、奇妙な屈折がもやっていて、 そのくせ脱臼した解放感がわいてくる。 なにかに似てる。 しりあ
『工芸未来派』 スリリングな展覧会
『工芸未来派』展ー金沢21世紀美術館。 漆、陶芸などの工芸が日本文化の固有性に いつまでもとらわれている。 現代美術がコンセプトや文脈重視であって、 技術習得の鍛錬や一生一つの素材を追及することは どうでもええ、という傾
も~やんとバクザンセンセイ
元永定正・榊莫山 金屏風六曲、1987年 おかけんたさんのオマージュ 「 咲き誇る元永画、さえずる莫山詩。 共に迷いなき線で描かれている共作は、 うら若き少女が踊るアルゼンチンタンゴと、 それを包み込むピアソラのバンド