フランシス・ベーコン。 このかがやける醜悪の画家に トリップティックが多い。 横並び三連作のことです。 祭壇画で正面と左右、蝶番で パタンパタンと折りたたむシステム。 六曲三双の屏風みたいなものですね。 四季の変奏、風神
カテゴリー: アート周辺
森村泰昌がキューピーをつくったら
「梅原猛と10人のアーティスト」 森村泰昌さんが新作立体で キューピッドの石膏。 かわいいキューピーに自分の顔をはめこんで・・・ <美術史への誘い>のシリーズです。 いくつかの仕掛けがあります。 ライブではセザンヌを立体
バンクシーの監督作品2本連続
バンクシーの監督映画を2本。 『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』 『バンクシーの世界お騒がせ人物図鑑』 これだけビッグネームになって、いまだに覆面。 落書きグラフィックのくくりでも バスキア、キースヘリングとコン
マルテル坂本牧子さんの<まなざし>
兵庫陶芸美術館<Curators Collection> 先日、<ギャラリー白>でマルテル坂本牧子さんの トークイベントに遭遇。 彼女の企画でおもろい展示 <学芸員のまなざし>をしてるというので 炎天下、丹波まで。意外に
黒田征太郎展、西天満の番画廊で
黒田征太郎さん『73回目の夏の自由画のこと』 西天満の番画廊さんにのぞきにいく。 赤瀬川原平、嵐山光三郎ら不良老人の老人力アピールに対して、 青っぽさをむんむんにむきだしてるとこが大阪的。 今回の個展の挨拶はかっこええん
しりあがり寿の小便小僧
しりあがり寿さんのアノすっとぼけた踊り。 <ならべうた>シリーズというらしい。 京阪の難波橋駅にあるアートスペースで エンドレスでやってた時期がありました。 お気に入りは「徳川15代将軍」。 新作の「アフリカ諸国」もみご
おすすめ:大谷美術館のおもろい企画、
西宮 大谷記念美術館。 【対話する美術ー前衛の関西】 でっかい展示空間。 <対話する美術> 右隅に藤本由紀夫の角砂糖、左隅に山口牧生の黒御影。 カサコソ、コソカサ。右から角砂糖の毀れる音。 鋭敏になった耳で会場のまわりの
がらわるうてもええから、がらがらはあかん
東京では国立新美術館で 「具体-ニッポンの前衛 18年の軌跡」展がはじまる。 大阪は中之島デザインミュージアムで 『日本現代美術の巨匠たち』 (1960年代~70年代を中心に) <具体><モノ派>の世界に通用している超一
篠崎裕美子と杉本ひとみに注目
『生まれたのかたち展』 「アート解放区」は6人の若手作家をあつめています。 陶芸のふたり、とてもいきのいい女性。 土とあそんで、格闘して、自分をぶつけて、 命をうみだしてゆく。 女性、ていうより女の子が命あるものを うみ
漂流する『日本伝統工芸展』
『日本伝統工芸展』。 毎年恒例、とはいえ関西の百貨店の会場は、 三越からそごう、大丸、イセタンと毎年漂流しているような、 印象がうすいだけなんか、 実体も重みをなくしているせいでしょうか。 先日の21世紀美術館の『工芸未