創作料理　世沙弥

松本竣介『並木道』。 現物をみた。 すると洲之内徹さんの『気まぐれ美術館』の ＜松本竣介の風景＞が頭にちらついた。 画面の現場をつきとめるエピソードで、 ＜並木道＞のニコライ堂周辺の地図まで書いてあった。 そうそう、神田

11/30 厨房は神聖にして蛇口（コック）なるおそろしき凶器が濡れつぱなし   ：　塚本邦雄 ～～過去問わず流れの板前（いた）がくえ捌く 11/29 焼き芋を月を分け合うように割る　                   

足立元の『前衛の遺伝子』は、 読み応えのある日本の美術史です。 ＜アナキズムから戦後美術へ＞のサブタイトルのとおり、 乱暴にいえば、反主流派の抵抗勢力の系譜です。 教科書的ではない。おだやかな教養本ではありません。 国立

韓国映画のこわさがたまらん。 『哀しき獣』 ナ・ホンジン監督に 役者が、ハ・ジョンウとキム・ユンソク。 え～と、韓国の役者さんの名前はおぼえられません。 あの『チェイサー』の監督さんと役者両名の ３人ともがそのまんま。

・地球捉む韃靼の蝶高麗の蝶 てらつかむ、だったんのちょう、こまのちょう 食句塾での翠胡の句。 発想のスケールが大きく、シュールに絵的でもある。 「竹島や尖閣諸島の領土問題を俳句でこんな風 にとらえるのがおもしろい」 メン

カッシーナの本棚。 かっこいい。 カタログ～～ ＜オリジナルはフランコ・アルビニが1940年に ミラノのヴィア・トンニの自宅の為にデザインし、 １点のみ製作されたものです。 フォ ルムと構造から帆船を想起させる「ヴェリエ

11/25 取り返しつかぬ日暮の葱を抜く　                                                  ：　櫂未知子 ～～別のわたしがそうしなさいと 11/24 生卵割れば光があらわ

三原研さんの作品展。 聖性と呪術性。 醸し出される古層の気の気配に ぞわっぞわ。 兵庫陶芸美術館の企画です。 近くの楽雅臣さんのアトリエにお邪魔した帰りに 連れて行ってもらいました。 以前の企画＜学芸員のまなざし＞のとき

外灯が消えている。 いつからかなぁ。 外庭スイッチが５つあって、習慣で一斉に押して、 点灯しているから、どれがいつから消えていたのか 気がつかなかった。ええかげん。 ５か所の内、テラスだけでも３つの小さな庭園灯がある。

金井美恵子が現代短歌批判をしたことで 「短歌研究１２月号」座談会で穂村弘が発言している。 島田修三は、たいしたこともない短歌を例にあげて 批判をすすめていく方法に反論する。 それに対して、穂村は 「他に本当にいい歌がある