やぼったいね。 その逆は<粋>。 酔を、江戸は<いき>とよんで 上方は<すい>といいます。 落語の高座で米朝さんがよおゆうてはりました。 なんとのお、わかるんですが、実のところ その違いはなんなんでしょう。 粋はお江戸吉
玄関から、ええっ?おおっ!草間!!
なんじゃぁ~ 自転車で走ってて、これにおどろけへんかったら 逆におかしい。 草間弥生の水玉やんか。 知ってるから、うれしい。 知らんかってもたのしい。 それが草間弥生の永遠の元気。 ここは個人のお家。 玄関のインパクトも
満田健児の包丁
まだまだ体感は寒さがあっても気分は春待ち。 牡蠣から貝のシーズンにはいります。 料理は見た目も、荒波からおださやかな光あふれる潮へ。 『桜会』の料理をたべたくなりました。 蛤の一皿には、蛍烏賊も戯れ、 こごみのあしらいで
白魚の一夜干しでお酒をいただく
阿波座のとある割烹で、 白魚の一夜干しがでてきたのには、 おどろきました。 ご主人のお手製。 あの小さな目ん玉をつないでいくいくんですから。 あの美しく透ける生き物を串刺しにするんですから。 ギュッと、味が凝縮しています
三原康裕の「SOSU」は素数
世沙弥でフロワサービスの服装。 丸山正、三宅一生のときもありますが、 最近はおとなしく業務用コック服。 あきてきたので、新しいものを。 三原康裕をたまたま発見。 刺激的なファッションです。 「SOSU」。 素数から名前を
『眼球譚』の少女と出会う
<カラー診断>をうけました。 肌の色で判断するようです。 黄色っぽい>>暖色系 赤っぽい >>寒色系 蠟梅みたいな気持ち悪い不健康な奴は オレンジ。 高血圧で年中赤ら顔は、パープル系。 その程度のことでしょうね。 瞳の色
モーツアルトのドサ回り生活
モーツアルトにはお姉さんがいました。 彼女に焦点をあてた映画 『ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路』 18世紀後半のウィーン、神聖ローマ帝国の時代、 フランスはルイ王朝。 ヨーロッパ各地の宮廷を天才モーツアルト一家が
キメラは怪獣ではなく隣人
キメラとはギリシャ神話に登場するライオンの頭にヤギの胴体、ヘビの尻尾を持つ生物のことです。 2003年上海:人間の細胞をウサギの胚に注入する実験。人類史上初の動物と人間のキメラの胚が誕生。 2004年アメリカ:体内に人間
漫才に新人おらん
漫才新人大賞をNHK、読売の2つ連続でやっていました。 新人は鮮度です。衝撃度です。 M-1、キングオブコントの大会をふりかえるならば、 ①「サンドウィッチマン」のコント感覚 ②「スリムクラブ」の不条理性 ③「2700」
岡井隆『わが告白』の新しさ
岡井隆の新著『わが告白』。 岡井が従来の私小説や単純な日記文学を 書くはずがありません。 知の操作で巧みに組み立てられた フィクションでもありません。 <告白>というテーマのもとに、 過去を回想する現在の自分を語っていく