鳥貝をみるたびに、くたびれた靴べらを連想する。その 靴べらのブランドが宮津産鳥貝。お椀の蓋をあけたとた ん烏賊?とにかくでかい。分厚い肉質から滲み出るコハ ク酸の旨味と深緑のワタ。靴べらの悪臭も甘美なコクに。 (天橋立の
メジャーリーグ松井への野次”ぶっかけ”ってポルノ由来
日本人への悪口として”ぶっかけ”の野次。讃岐うどん? なんてボケとったらほっとかれますよ。これはアメリカ にまで影響を与えたAV”顔面発射”。かって日活に所 蔵し現場に立ち会った者として、その後の深化は革命的。 『アダル
<焼き胡麻豆腐>は女殺し胡麻三昧
京の噂の胡麻豆腐。まず本体の胡麻豆腐そのものに焼き 目をいれて熱々に。そこに胡麻ペーストをかけ、さらに すりごまをたっぷりふりかける。胡麻の味、三変化。京 料理に幻惑された高齢お嬢様方は舌もこころもイチコロ。 『じき 宮
おかずにいつも”すぅーどん”がついた
子供の頃、ごはんと”すぅーどん”はおきまりのセット。 うどんには必ず薄揚げ、ほそぉ切ってのせたった。天満 商人の家では味噌汁より腹持ちのするうどんで汁もんと したんやろう。食の記憶は絶対性を持つ。<食の方言>。 『天ぷら
”麩のラスク”は和魂洋才のすすめ
わだまん直売会で協力出店していただいたお麩屋さん。 麩のラスクが人気。フランスパンにバターが定番のラス クよりロハス。麩の頼んないとこがええやん。<和魂洋 才>をキーワードに胡麻麩のオリジナルラスクはどやろ。 (麦の穂麩
テノール加藤のラ・ターシュ御相伴
89年もののお誘いに根がいやしいので断れない。会場 のエバンタイユに着くと実は79年。クリムトの”接吻” の味がした。死の淵にめくるめく愛欲の浄化された香り。 ワインの眠っていた時間を濃縮した酔いがゆったり巡る。 (加藤
なつかしい夏のお菓子”しがらき”、知らんなぁ
わらびぃ〜〜もち、わらびもちぃい〜。リヤカー売りで 一緒に並んでた”しがらき”食べたいなぁ、といわれて も、はぁ?全く記憶にない。棒手ふり井上が老舗和菓子 で見つけてきた。そやけど大阪の夏の代表ゆわれても?? (しがらき
ディープ・サウスはどのあたり?
大阪ディープゾーン。その道のプロはどこをゆうんやろ。 新世界の通天閣を起点にジャンジャン横丁を通り抜け飛 田新地に至る道を沖浦氏は紹介するが、尊敬する兄ぃ、 SF兼本ならその空気は今、萩ノ茶屋ゾーンに残るのみ。 『旅芸人
チルコドーロ:しげきさんの過激テンション
和田萬第1回直販会は開始1時間前から異常な熱気。よ くも辺鄙な工場街にきてくださった。お客様にも協力出 店の方々にも感謝。ジェラートの茂木さん、やたら声が でかい。それを活かして狂言を特訓、ナポリでお披露目。 (直売会)
ゴマのポジティブリスト対応問題点
?基準値未設定の農薬について基準値設定を行政に働き かける。ゴマ消費量の少ないヨーロッパ基準をそのまま 導入したことが実情にそぐわない。?ゴマは洗浄処理後、 流通するものだから検査も水洗処理して実施してほしい。 『全国胡