マスカットの新品種。 以前にハート型のを入手。 きょうは手みやげにもらった。 皮ごとたべられるのがいい。 秋の果実、いちじく、柿とならんで 葡萄はゴマとの相性がいい。 ①肉をソティするとき、葡萄をのせて焼き、 仕上げ
武庫川女子大関西文化研究センター
関西食文化を学術面で研究するフォーラムがあります。 <食の伝承>をメインテーマにすえての考察なので、 なんやかやおもろい。 以前に<市場の役割>のテーマで錦市場で会合。 そのときに天満の老舗の資格で参加させて もらったの
談春の<居残り佐平次>
今、この噺をきくなら談春しかない。そう思ってた。 始まって佐平次だとわかって興奮した。 憎めない愛嬌。気風の良さ。それに加えて居直りのドス。 どれをとっても、談春が旬。 その上で、2点。 ①客が鉄砲撃つまね。倒れてヨイシ
2チャンネルの<名無し>
匿名批評は丸腰の相手を撃つ西部劇の悪人以下、といったのは 誰だったか。 内田樹は『街場のメディア論』で<名無し>発言で深いとこ ついてる。 ~標的にされた人を傷つけるだけではなく、名無し発信者自身を損なう。 その人は「私
<枢機卿>に出会えた興奮
ジャコモ・マンズー『枢機卿』が視野にはいったとたん ビクッと戦慄が走った。 大理石の禁欲的なフォルムに祈りとダブーの粒子が 眠っている。 ・吉岡実『僧侶』の詩編 四人の僧侶 庭園をそぞろ歩き ・田中裕明の俳句
スパイの現実味、人間味
『フェアウェル』。ソ連崩壊の一因となった現実のスパイ事件。 組織対組織の知的スペクタクルか、組織の冷徹な論理に翻弄される 個人の悲哀、なんてとこを予想する。ところが、現実のスパイは 人間味あふれる父親のせつない衝動から生
『豪火』の豪快な中華
いい名前だ。近くに『汗笑』というごく普通の中華屋さんが あった。この名前も気に入っていたけど、いつのまにか消えた。 こぶし大の巨大な塊がゴロリ。これが名物の<酢豚>。 <香港ビーフン> 鱧やエンドウ豆、パクチーなどがどさ
そばつゆに味醂をいれるわけ
味醂はデキストリンをふくんでいる。 これは粘着力があり、糊の働きがある。 だから、蕎麦をたぐったとき、 つゆがからみやすくなる。 『そばもん』3巻、4巻まででてます。 粗挽きなど流行の蕎麦に対抗する 江戸前老舗派の主張も
<バカボンのパパのトランクス>は、なかった
梅田ロフトに『バカボンショップ』。 バカボンのパパのよだれかけがあったけど、 それをつけるほどボケてへんし。 トランクスでほしかったけど、ウナギイヌと レレレのおじさんの2種類しかなかった。 当然、レレレのおじさんパンツ
鉄錆のようであり、夕焼けのようであり
『悪人』。 悪は静かにいきをひそめて心に隠れているもの。 気がついている。いない。いないふり。かくす。わざとさらす。 弱さ、やさしさ、おびえ。芽をだし、人目にふれたときに それは悪と糾弾される。 現代人の孤独の鍵となるメ