成田童夢。 スノーボードでトリノオリンピックにも出場している。 予選落ちしたとたん人格のバランスを崩した、という。 その告白がオタク、サブカル世代の象徴に映り、 う~~ん、ちゃうなぁ、といううめきをもらしてしもた。 コメ
榎忠の聖なる天地創造
足立元は『前衛の遺伝子』で 1920年ごろの象徴表現として <髑髏>と<爆弾>をあげています。 このモチーフは21世紀も有効です。 爆破する行為の根本はアナーキズムです。 ここでは政治的な解釈は必要ありません。 万里の長
『前衛の遺伝子』 足立元
足立元『前衛の遺伝子』を読み始めています。 20年前に辻 惟雄が『奇想の系譜』で、 幻想的でけったいでおもろい、 けど(異端)であっさりかたずけておいた 岩佐又兵衛、曽我蕭白、長沢蘆雪らを <主流>の中での前衛として再評
おぼろ夜に逝かはりました八田木枯さん
八田木枯さんが、この19日になくなられていました。 新聞でもあまり報じられていなかったので、 けさ知りました。 ・洗ひ髪身におぼえなき光ばかり ・天袋よりおぼろ夜をとりだしぬ ・プール出る老人水を曳きずりぬ どこかエロチ
胎内で聴いたギャンスブール
ゲンズブールをときどきかける。 客の青年が「ギャンスブール」と敏感に反応した。 かれはフランス人の23歳。 ママが大ファンで胎内で聴いていた、という。 <ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ > ジェーン・バーキンとのセック
金環食、定型幻視論、原発
金環食がことしの5月21日におこります。 日食は中国やインディアンの世界では不吉なものと 忌み嫌われています。 あやしく不思議で美しいフォルムに、むしろ善きことの 前兆を感じるのですが。 「短歌という定型短詩に、幻を視る
鶴笑『あたま山』にみる落語のおもろさ
笑福亭鶴笑の『あたま山』をききました。 繁昌亭。 この噺はシュール。 頭の上に桜の樹がはえる、という設定から、 鶴笑がストーリーをすべて先にはなしてしまう。 後半になって、パペット人形をもちだして またもう一度筋立てをな
あっさり系大阪人がホント
こってこての大阪、 いつごろからゆうたんやろ。 寛美の松竹新喜劇、吉本新喜劇の初期の頃は そんな言い方あんまりせえへんかった。 合理的であっさりしてんのちゃう。 それは、船場、天満のあきんどの街の成立に ありますねん。
モンポウとビクトリアのスペインつながり
本を読んでるときにサワリのない音楽に モンポウ「沈黙の音楽」。 最近は タリス・スコラーズの「ビクトリアのレクイエム」。 ビクトリアは16世紀ルネッサンス期の スペインの作曲家です。 いま、モンポウって?調べたら 196
自家製しょうゆ麹で焼き鳥
塩麹はもう完全に定番になりました。 そこでバリエーションに<しょうゆ麹>。 なんてことない、ただ麹にしょうゆをあわせるだけ。 塩麹とおなじように10日もすれば、 つぶつぶがどろどろに。 万能。 1)焼き鳥 : 鶏肉を30