・茄子焼いて冷やしてたましいの話 : 池田澄子 お盆になると、この俳句をおもいだします。 焼きナスはふだんのビールのつまみなんですが。 13日。夕暮れにおがらを焚いてお迎え。 ご先祖というより、具体的におやじの褌姿であっ
フムスときいてトルコがなつかしい
おもいでに残っているご飯は? あるカメラマンがアフリカの戦場で食べた <フンムス>をあげていました。 何回かトルコにいってるので、すぐに 胡麻ペーストのフムスがピンときました。 カメラマンは身体がバテバテでも これで一気
本橋成一写真展 『屠場』
本橋成一『屠場』~~ニコンサロンで写真展。 大阪、松原の屠殺場30年の記録です。 <死とエロス>の思想家といえるバタイユ。 「屠場は宗教の次元に属する。 現代のヒンズー教についてもいえることだが、 古代の寺院は、神に嘆願
【タイム食句】 08・06~08・10
08/10 桃ひとつをさめて重き身の芯はそのままひやり夜へ傾く : 今野寿美 ~~うしろからおおいかぶさるうぶげあり 08/09 夕刊をはらりとたたみ冷奴
舌は三代、失敗破滅は一瞬。
おいしいものが好き。 当たり前のようですが、人によって おいしいと感じるものがちがいます。 腹減ってりゃなんでもうまい。 それは真理ですが、おいといて。 舌は三代でそだつもの、という言い方があります。 売り家と唐様で書く
・それは聞かなかった事に蝉しぐれ : 案山子
暑い熱い食句塾。 ・それは聞かなかった事に蝉しぐれ : 案山子 ・遠目にもガリガリ君とわかるなり : 主水 ・遠雷や刺青を消すうめきごえ : 胎蔵 題は【菓子】【遠】【節電】 岸和田の老舗 豆板の『福板屋』閉店
ピサロより谷川晃一
『ピサロ展』が5万人超えたって。 それやったら、500メートル手前でやってる 『ニャンニャンカーニバル たにかわ・こういち絵本原画展』 ついでにみたら、よっぽどこころが解放されるよ。 ピサロより谷川晃一。 色、線、かたち
淀川花火を見上げながら蔡国强のアートをおもう
淀川大花火。 世沙弥のベランダから見上げます。 わたしひとりのためにだけ、あげた花火。 お尻からふきあげ、眼ン玉のまんまえで花開きます。 天神祭の花火で育ってきました。 天神橋の橋の上から。 至近距離で、仕掛け花火もあっ
【タイム食句】 08・01~08・05
08/05 小匙より大匙いつも不安なり : 阿部青鞋 ~~スプーン2杯の自殺願望 08/04 主人公
・眼前にとまりしバスを嗅いで乗る : 阿部青鞋
・眼前にとまりしバスを嗅いで乗る ・手の腹はまだよく知らぬところかな ・額縁屋額縁だけを売りにけり 暑くて眠れないよるには、 こんな奇妙なテイストを 夢の舌にのせてみます。 阿部青鞋。せいあいと読みます。 鞋はくつ、わら
